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少女は 見えない糸だけをたよりに
11-4

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 あの人の試験の日、私は、パソコン教室から、吉田神社に向かって行って、お願いをしていた。本当にこれぐらいしか私にはできなかったから。

 帰ってきてから、お父さんと久々に散歩に出て

「歩いている人がめっきり、少なくなったなー」

「ええ でも、ゆっくりと 時間が流れているみたい 私は この感じも嫌いじゃぁないです お店の人にとっては、大変だけど」

「そうか 香波は人が多いのって、嫌いだものなぁー でも、店のほうも大変なんだろう 学生も居なくって」

「そーなんです 毎日 なんとか でも、お姉ちゃんは 今は 我慢よって あんまり、気にしてないみたい」

「燿は 先を読んでいるから あんまり、焦っていないんだろう 賢い子だから」

「そうなんです 私にも心配しないでいいよって」

「香波の彼氏はどうなんだ 今日 試験なんだろう?」

「ええ どうでしょうね そろそろ終わった頃かなー」

「受かるといいな そうしたら 京都から離れないんだろう 香波も傍にいてくれるだろうから ワシもそれを望んでいる」

「そーですね でも 今日が受かっても、まだまだ2次試験があるみたい 最終 わかるのは8月中頃だって」

「うーん それまで 香波も落着けないのー」

 そして、その週末、1次の筆記試験は受かったと巧から連絡があった。

「まだ、口述が残っているんだ もう、少し、会えないけどいいかなー」

「うん いいよー そのかわり頑張ってよ もし、顔がみたいっていうなら、いつでもいいからね えへっ」
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