第二千十三話 始球式でも
[8]前話 [2]次話
第二千十三話 始球式でも
この頃野球が日本に入ってきました、そうして正岡子規さんもやってみて心から魅了されていました。
大隈さんもその野球を見て言いました。
「面白そうであるからな」
「それで、ですね」
「今度始球式をするである」
日本に微笑んでお話します。
「吾輩がマウンドで投げるある」
「そうされますか」
「今貴殿は大きく変わってきているである」
日本自身に言います。
「その中で野球も入っているであるが」
「そのはじめのですか」
「投球をするであり」
「これは記念すべきことですね」
「全くである、吾輩の学校から野球人も出すである」
こうも考えている大隈さんです。
「学問と体操をである」
「どちらも励まれますね」
「そうしてこそである」
立派な人材となるというのです。
大隈さんは始球式も務めました。
そして早稲田から多くのプロ野球選手が誕生しました、その中には伝説の名将や名球会に入った人もいます。
第二千十三話 完
２０２２・６・１４
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除