第二千二話 ゾンビランドになった
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第二千二話 ゾンビランドになった
この頃の総理大臣は長州藩や薩摩藩出身の人達が多かったです、ですが大隈さんはどうだったかといいますと。
「佐賀藩でしたね」
「そうである」
大隈さんは日本に答えました。
「学問に厳しい藩であった」
「それで有名でしたね」
「学問が出来ないとである」
佐賀藩ではです。
「身を立てることが出来なかったである」
「そうでしたね」
「それで、である」
「大隈さんも学ばれていましたね」
「しかし現実の学問を学ぶことが必要と思い」
そしてというのです。
「抗議したらである」
「退学ですね」
「そうなってアメリカから来た先生に学んで、である」
「今の大隈さんがありますね」
「そうであったである、だが佐賀はである」
大隈さんは微笑んで言いました。
「吾輩の故郷に他ならないである」
「そうですね」
日本も頷きます、当時大隈さんはそうした意味でも珍しい人でした。
第二千二話 完
2022・6・8
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