暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
ハーケン会戦〜激突の時〜
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って姿を現したという事は彼らは……!」

「SSS級猟兵団――――――”斑鳩”の猟兵達ですか……!」

斑鳩の忍び達の登場にヴィンセントは驚き、マルガリータはヴィンセントを庇うように前に出て忍び達を睨み、ロギンスは信じられない表情で声を上げ、セレスタンとサリファはそれぞれ警戒の表情で忍び達を睨んだ。



「みんな……!?」

「クソッ、一体どういう事だ……!?俺達も今の今まで全く気配を感じ取れなかったぞ!?」

「そ、それも気になりますが、あの構えはまさか……!?」

「その様子だと姉弟子(仮)は気づいたようだね。――――――お察しの通り、彼らが修めている剣術は私と同じ流派にして”八葉”とも関わりがある”黒~一刀流”さ。」

忍び達に包囲されたパトリック達を見たトワは心配そうな表情で声を上げ、アガットは厳しい表情で声を上げ、忍び達の戦闘の構えを見て何かに気づいて信じられない表情で声を上げたアネラスの様子を見たシズナは説明をした。

「!!」

「ちょっと待て!つー事は、あの連中は全員アンタみたいに”八葉一刀流”に似た剣術を扱えるって事かよ!?」

「”隠密”でありながら”八葉”と関わりがある剣術の使い手という事は、シズナ様のような戦闘に特化している純粋な剣士――――――”斑鳩”の”侍”達はどれほどの使い手なのでしょうね……」

「どの猟兵達も”星座”や”西風”の一般猟兵達と互角かそれ以上の使い手もいるね。」

「”SSS級猟兵団”の名は伊達ではないという事か………!」

「ちょっ、全員リィンの”八葉一刀流”に似た剣術の使い手とか、嘘だろ!?」

「確かに相当厄介な相手のようだけど、オルディスでやりあった”神速”よりは劣るのだから臆する必要はないわ!一人ずつ確実に制圧していくわよ!」

「ええ……!みんなでの連携を決して絶やさず、協力してフィーちゃん達の道を咲かせる花を咲かせましょう……!」

シズナの説明を聞いたアネラスは目を見開き、クロウは表情を引き攣らせて声を上げ、シャロンは真剣な表情で呟き、警戒の表情で忍び達を睨むフィーの分析を聞いたラウラは厳しい表情で呟き、表情を引き攣らせて声を上げたアランの言葉を聞いたフリーデルとエーデルは真剣な表情で仲間達に喝を入れた。



「まあ、彼らの実力は”鉄機隊の筆頭”である彼女より劣る事は否定しないけど、SSS級猟兵団の猟兵達を舐めない方が君達の身の為だよ。」

「フフ、SSS級猟兵団の猟兵達を前にしても臆さないとはさすがは名高き”Z組”の好敵手ですね。ですが貴方達”騎士団”の方々のお相手は”斑鳩”の”忍び”の方々だけではありませんよ?」

「何ですって……!?」

「!気をつけろ!まだ潜んでいるぞ!?」

二人の喝を聞
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