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少女は 見えない糸だけをたよりに
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いるし だから あの時の言葉 忘れません 私には、素敵なお父さんです」

「そうか 香波は 素直で良い子じゃのー いや 燿だって ワシの自慢の娘だぞ」

「お父様 二人の娘に囲まれて お幸せですね」と、お母さんが

「あー でも、聡も ずーとつくしてくれて 今のワシがある 感謝しているおる これからもな」

 私は、だんだんと、この家の娘になっていってるんだ。良いのだろうかと、いつも考えてしまうのだ。1年前は、小麦粉を溶いたものに野菜を入れて焼いたものしか食べていなかった。だけど、豪華なお料理を前にして、生まれて来る家によってこんなに違いがあるのかと。だけど、私には愛する人が居て、私を大切にしてくれている家族が居る。私は、この幸せを思いっきり感じようと思っていた。
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