暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第千九百七十話  寒いが

[8]前話 [2]次話
第千九百七十話  寒いが
「寒かっ!!」
「はい、ですがそれでもです」
 穏やかな外見の北海道が黒田さんを迎えて言ってきました。
「黒田さんが来てくれて嬉しいです」
「おいなんかでよかでごわすか」
「いいどころでないです」
 北海道は嬉しそうに言います。
「凄い人だと聞いていますので」
「そうでごわすか」
「これから宜しくお願いします」
「そこまで言ってくれるならでごわす」
 黒田さんも感激してでした。
 早速お仕事にかかります、開発と開拓を進めてです。
 現場の開拓民の人達のところに来てお話をするのでした。
「ここはこの作物がよかと思うでごわす」
「えっ、直接来られたのですか」
 開拓民の人はこのことに驚きました。
「黒田さんが」
「何かあるとよ」
「いえ、一番偉い人が」
「そんなことは関係なかばってん」
 こう言ってでした、黒田さんはそんなことは構わないというのです。そのうえで忙しい中現地指導もするのでした。


第千九百七十話   完


                  2022・5・23
 

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ