第千九百七話 教室に戻っても
[8]前話 [2]次話
第千九百七話 教室に戻っても
もうすぐ授業なので皆は教室に戻りました、ですが。
フランスは自分の席で頬杖を突いて言いました。
「何とかしたくてもな」
「元々洒落にならねえパワーだってのにな」
イギリスも難しいお顔で言います。
「今年は特にだからな」
「ああ、負の力が強くてな」
「どうしようもねえな」
「だからな」
「大阪には悪いがな」
「放置するしかねえな」
「というか四月で自力優勝消えるってないだろ」
スコットランドはこのことを指摘しました。
「幾ら何でもな」
「あの、成績見てたらあるよ」
ウェールズがこのことを言いました。
「今年の阪神は」
「それ記録だよな」
「そうだね」
北アイルランドも南アイルランドも言葉がありません。
「あんな凶悪な連中が憑いてたらね」
「あるな」
今回妖精どころではない存在達を見て驚愕する一同でした、そのうえで授業がはじまったのでそちらに専念しました。
第千九百七話 完
２０２２・４・２２
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除