暁 〜小説投稿サイト〜
ハッピークローバー
第十七話 合コンが終わってその一

[8]前話 [2]次話
                第十七話  合コンが終わって
 成海は部屋の時計を見てかな恵に言った。
「もうな」
「あっ、そうね」
 かな恵は成海の視線の先を追って彼女も時計を見て応えた。
「もうね」
「いい時間だよな」
「そろそろね、ねえ皆」
 かな恵は一同に顔を向けて述べた。
「もうね」
「お開き?」
「そうしよう、いい時間だから」
 それでとだ、富美子に話した。
「そろそろね」
「確かにね」
 富美子も時計で時間をチェックして述べた。
「もうね」
「いい時間でしょ」
「ええ、それにね」
 越智を見つつかな恵に応えた。
「いい感じだしね」
「ああ、また今度は」
 その越智が微笑んで応えた。
「会ってくれるか」
「メールアドレス交換したしね」
「今度は二人でな」
「会おうね」
「ねえ、ラインもやろう」
 留奈は伊東に話した。
「そうしよう」
「そうする?」
「うん、今からやる?」
「僕ラインしてないけれど」
「してないならはじめればいいでしょ」
「そうだね、それじゃあ」
「今から登録の仕方教えるね」
 二人で肩を寄せ合って話した、その二人を見つつだった。理虹は古田に話した。
「じゃあこれからもね」
「会おうな」
「そうしよう、それでね」
「また楽しくな」
「遊ぼうね」
「そうしような」
 古田も笑顔で応えた、そしてだった。
 かな恵は三人を見てから一華に顔を向けて彼女に尋ねた。
「どうだった?今日」
「楽しかったわ」
 一華はそのかな恵に達川を見つつ答えた。
「凄くね」
「そう、じゃあまたね」
「またね」
「このメンバーで集まってね」
 そうしてというのだ。
「楽しくやろう」
「そうするのね」
「皆で集まって」
 明るい笑顔での言葉だった。
「そのうえでね」
「やるのね」
「そうしよ、ただ合コンじゃなくてもね」
 かな恵はさらに言った。
「いいでしょ」
「合コンでなくても」
「そう、それでもね」
「じゃあテーマパーク行ったりとか」
「街出て歩いてもね」
「それでもいいのね」
「まあそこはその時で」
 そうするかはというのだ。
「それで今はね」
「こうしてなのね」
「一緒にね」
「遊んで楽しむのね」
「そうしよう、あと二人きりになっても」
 かな恵はにんまりと笑ってこうも言った。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ