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私はいじわる 小悪魔が住みついた
5-?
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ね いきなり触るな! すけべー」

「おお いきなりじゃぁなきゃいいのかー ベェー」と、どんどん進んでいく。そして、又、すり違った時「もう 少し がんばれ」と・・。そして、何とか1往復住んだら、昂が戻ってきて

「うん しょうがないな 1往復で許してやら― 初めてなんだものな 頑張ったよ」

「ありがとう うー なんでウチがお礼言わなあかんねん」と、くたばっていたら、昂はシャツを脱ぎだして汗を拭いていた。

「ちょっとー なんで、女の子の前でそんなん・・恥ずかしいやん」

「なんやね 泳ぎに行った時、さんざん見てるやないかー おかしいやろー」

「でもー 状況がちゃうやん こんなとこで・・」

「汗 拭いてるんやんか お前も拭いたろーか? 背中ビシヨビショやん」

「いらんわー もーぉー」

 そして、ようやく、街の景色が見渡せるベンチで休んでいた。風も心地よく

「わぁー 涼しい 風邪が気持ちいいね そろそろ紅葉なんだね あのね ウチあの時、本当に心配したんよ 昂がもう走れなくなったらどうしょうと」

「うん 真珠様々だよ 俺が真珠を守んなきゃいけないんだもなー アー 来月は修学旅行かー」

「だね 楽しみ」

「真珠 ブラしてんのかー?」

「なんや いきなり 2学期始まってから、スポブラみたいのんしてるでー」

「そうか 最近 真珠でも成長してきたもんな」

「その言い方 何やねん ウチかて 女の子やでー ・・・昂・・気になるんやったら・・さわってもええで!」

「アホ 好きな女の子にそんなことしたら、思い出してしもて、寝られんよーになるわ」

「今 なんて言ったのー もっと ちゃんと言ってよー」

「だからー 真珠のことが好きなんや」

 私は、横から、まだ裸のままの昂を抱いてホッペにチュッとしていた。

「ウチも昂が大好きやー・・・でも、他の子にそんなことしたら、嫌やで・・ウチ 昂やったら、かめへんからな」と、下を向いて顔が又、熱くなってきているのがわかった。なんか、すごいこと言ってしまった。だけど、昂君が私の顔をあげさせて、人差し指を私の唇にあててきて、それを自分の口に持っていっていた。もっと、もっと顔が燃えるように熱くなったのだ。両手で顔を塞いでいた。

 帰りの下り坂も私には、地獄だった。膝も震えるしガクガクで・・。でも、「やっと ハッキリ 言ってくれた」と、気分はルンルンだった。 

 



 
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