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私はいじわる 小悪魔が住みついた
4-?
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「お母さん 今年もキャンプ行くの?」

「ええ 予約してあるわよ そうそう真珠の水着 買わなきゃね もう、ワンピースだと ほら 胸が目立つでしょ だから、上と別れている可愛いのがいいよねー」

「ウン 楽しみ」

 当日、私は、今年はちゃんと車から出て、向こうの家族に挨拶できた。

「真珠ちやん 昂が入院してる時、ずーとお世話してくれてたんだっね 昂ったら、何にも言わないもんだから‥最近になって翠から聞かされてね ありがとうね」

「うぅうん 昂君に勉強教えてもらえたから 助かりました 成績上がったって、お母さんも喜んでいたみたい」

「そう あなた達が仲よくやってくれると嬉しいわ 翠とお兄ちゃんみたいに あんまり、仲が良すぎるのも、心配なとこあるけどね」と、翠ちゃんのほうを見て、言っていた。やっぱり、何か感じているのかなー。

 着いて、先に途中のスーパーで買ってきたお昼ご飯にした。私は、昂君の隣に座って、昂君はおにぎりにおかずが入っているお弁当なんだけど

「うっ この玉子焼き うまくないわー 真珠のやつの方が、ずーと旨い」と、昂君が嬉しいことをいってくれたので、「どれっ」と、私は昂君に食べかけのやつを横取りして食べてみた。確かに、おいしくないけどそれなりだと思ったんだけど。

「昂 こんなの嫌いなんだー あのさー ウチのこのお稲荷さんおいしいよと」手でつまんで昂君の口に持っていったら

「だから お前は口に入れてくるのが多いんだよー」と、ほおぼりながら

「又 お前って言った」

 食べ終わって、私達は着替えにいって、お兄ちゃん達はさっさと、浮き輪を持って泳ぎに行ってしまった。私は、昂君とビーチマットをまだ膨らましていた。

「もっと 一生懸命やれよ ほれっ お前のほうは俺の半分も膨らんでないじゃぁ無いか」

「うー だから・・お前って・・」確かに、そうだったので、気をとりなおしてやっていたんだけど、途中から、昂君が代わってくれていた。

 そして、私はマットに縦に乗り、昂君は泳ぎながら引っ張っていてくれた。私は「気持ちいいー 昂 あっち がんばれー」と、言っていた時、急にマットがひっくり返って、私は、頭から、沈んでしまった。

 その時、昂君は潜って、私の身体を抱き寄せてくれて・・私のお尻を支えるようにして・・そして・・頭を押さえられて、水の中で口を合わせてきた。偶然かと思ったんだけど

 なんとか、又、マットにしがみついたんだけど

「なによー 昂 何してくるねん お尻触って・・キスしてきたやろー そんなん いきなりって ずるいやん 昂のこと嫌いちゃうで・・ だけど そんなん ウチらまだ小学生やし そんなんってー」

「何を ごちゃごちゃ ゆうてんねん 真珠のことが可愛いか
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