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ドリトル先生とめでたい幽霊
第九幕その九

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「何があるかな」
「ここは難波に行って蓬莱の豚まんはどうでしょうか」
 ここでトミーが提案しました。
「あと金龍ラーメンを食べてデザートは北極の」
「アイスキャンデーかな」
「どうでしょうか」
「それがいいね、三つ共大阪名物だし」
「それじゃあ」
「うん、難波に行こう」
「それじゃあね」
 こうしてでした。
 先生は皆と一緒に難波まで行って蓬莱の豚まんそれに焼売や餃子を買って食べてそうしてからでした。
 金龍ラーメンに入ってからでした、最後に。
 北極のアイスキャンデーを食べました、そのうえで皆は言いました。
「いや、どうしようかって思ったら」
「食べるものあるね」
「そうだね」
「それが大阪なんだね」
「まさに食い倒れの街だね」
「そうだね、それに道頓堀に行けば」
 そこにもと言う先生でした。
「蟹道楽もあるよ」
「そうそう、今は夏でね」
「ちょっと季節じゃないけれど」
「あのお店もあったね」
「そうだね」
「それにがんこ寿司もあったよ」
 先生はこちらも思い出しました。
「そう考えると」
「うん、食べるところあるね」
「じゃあ次来た時はそこに行く?」
「蟹道楽かがんこ寿司に」
「そうする?」
「そうしようね、それに大阪は河豚もあるし」
 このお魚のお料理もというのです。
「ハリハリ鍋もあるよ」
「鯨だってある」
「これだけ食べてもまだまだある」
「それが大阪だね」
「大阪の凄いところだね」
「そうだね、じゃあこのまま難波を歩いて」 
 そうしてというのです。
「フィールドワークをしよう、そしてね」
「そして?」
「そしてっていうと」
「まだあるの?」
「なんばグランド花月にも入ろう」  
 こちらにもというのです。
「前に吉本興業のお話もしたしね」
「あのお笑いも大阪だしね」
「河内弁って言うけれど間違いなく大阪の顔の一つだから」
「そうするんだね」
「これから」
「うん、そうしよう」 
 是非にというのでした。
「ここは」
「うん、それじゃあね」
「今回はそうしよう」
「グランド花月にも行こう」
「それなら晩ご飯の時間までここにいますね」
 トミーはこのことを聞いてきました。
「そうですね」
「そうだね」 
 先生もトミーのお話に頷きました。
「確かに」
「では晩ご飯もです」
「こちらでだね」
「食べますか」
「そうだね」
 先生はトミーの言葉に笑顔で頷きました。
「そうしよう」
「それじゃあ」
「じゃあ蟹道楽かがんこ寿司か」
「どちらにしますか?」
「がんこ寿司にしよう」
 先生は笑顔で言いました。

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