暁 〜小説投稿サイト〜
タイトル案は第一話に記載しています。
ガイネス戦役?
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
僕の破壊工作によって前線が混乱に包まれている。

「おい!!何の音だ!!?爆発か!?」

「前線中央の一部で事故が起こったようです!!」

焦る兵士達。しかし魔族は侵攻を止めはしない。


「被害状況は!?」

「約二割です!!しかしそこから魔族が入り込んでおり、被害は拡大する一方です!」


「中央は一時放棄する!!各員、周辺の魔族の迎撃に当たれ!!」


「了解、行くぞ!!」


命令に従って中央は放棄され、それぞれ小隊規模に分かれて魔族との交戦を開始した。

------------------------------------------------------------------------------------------------

よし。とりあえず戦線を崩すことには成功した。なら、あとは適当に潜伏するだけだ。

そして僕は目の前にいた部隊と合流することにした。

とにかくここからは、できるだけ光魔法を隠しつつ、魔族の攻撃に耐えることになる。そのためにも、僕が今いる部隊にはほどほどに頑張って貰いたい。

部隊は、周囲に散らばる魔族との交戦を開始した。


Topic!!: 魔族について
魔族には種類が三つある。
歩行型→単純故の物量が厄介だ。うまく位置取って倒せ!
魔法型→遠距離からの攻撃には注意が必要。できるだけ早く倒したい。
飛行型→上空からの奇襲は強力だ。炎魔法を活用して倒せ!


「来たぞ!!構えろ!!!」

まず最初に交戦したのは、魔族歩行型だ。
数が多く、物量戦では厄介だ。

その数およそ十数体。

「撃ち込め!!!!」

部隊から炎魔法が発射される。

いくつか命中したが、その数はほとんど減らない。

「よし!!取り囲め!!」

炎魔法によって誘導された歩行型の群れは、氷の壁の内側に閉じ込められた。

なるほど、歩行型は地面に体を付けて進むから、滑る氷の壁は乗り越えられない、ということか。よく考えたじゃないか、上出来だ。

閉じ込められた歩行型の群れは、そのまま成す術なく全滅した。

よし、とりあえずは初戦を突破した。この調子で、持ち堪えてくれよ。


「上だ!!!!」

空を向いて一人が叫ぶ。

次の相手は魔族飛行型か。
こいつらは空を飛べる、というだけのものだ。

「気をつけろ!!防壁を突破してくるぞ!!」

こいつらは空中を移動する。つまり、防壁の効果はほぼないわけだ。

「近づけさせるな!!!」

「無理です!!止められません!!」

本来、飛行型は翼を使って飛ぶため、風魔法で妨害するのが効果的だが、この部隊に風魔法を使える者はいないらしい。

「仕方な
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ