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仮面ライダーセイバー 信じた方へ
第十九章
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「これで終わりです!」
「!!」
 己の武器を砕かれたデイアゴに最早為す術はなかった、その無数の突きを正面から受けて吹き飛ばされてだった。
 大爆発の末果てた、そして最光もだった。
 レジエルが正面から繰り出した攻撃をすり抜けた、いや違った。
 その攻撃を紙一重でかわしたのだ、そこからだった。
 左上から右下に両手に持った剣の一撃でレジエルを斬った、するとその剣撃を受けた部分から凄まじいまでの火花が起こり。
 レジエルは一瞬だが動きを止めた、そうして。
 その後で大爆発を起こした、こうして最光も勝利を収めた。だがそれでも彼は勝利を喜ばずサーベラに対して再び声をかけた。
「仲間達のところに行くぞ」
「はい、私達は勝ちましたが」
「まだ戦いは続いている」
「それならお兄様達を助けに行きましょう」
「そうする」
 こう言ってだった、二人は仲間達を助けに階段を上がった。そうして仲間達を助けに向かうのだった。
 ブレイズとズオス、スラッシュとハイランダーの戦いはいよいよ佳境に入っていた、ブレイズはもう彼の最強のフォームになっていたが。
 敵も強く満身創痍になっていた、それで肩で息をしながら言った。
「あと一撃受ければ」
「私も同じだ」
 スラッシュも言ってきた、二人共息が荒く全身の怪我と汚れが全てを物語っていた。
「終わりだ」
「そうですね、それでは」
「次で決めるしかない」
「幸い相手も限界が近い様ですし」
「ズオスもハイランダーもな」
「そうしましょう、ただこっちはです」
「一撃でも受ければ終わりだ」
 この現実を指摘した、するしかなかった。
「最早な」
「そうですね、ですから」
「敵の攻撃は絶対に受けるな」
「そしてこちらの一撃で必ず倒す」
「そうするぞ」
「はい、今から」
 こう話してだった。
 二人は決着をつけるべく戦っているそれぞれの敵を見据えた、そうしてだった。 
 雄叫びをあげて向かった、そこにズオスとハイランダーも向かってきたが。
 ブレイズは自分から見て左から来た蹴りを剣で防いだ、両手で持ったそれで食い止めてそうしてだった。
 その蹴りを弾き返してからその衝撃でバランスを崩したズオスに左下から右上に己の残った全ての力を込めたかの様な一撃を放った、その一撃でだった。
 斬られたズオスは上に吹き飛び天井にぶつかった、そして天井で爆発して果てた。 
 ハイランダーは鎌を構えそこからスラッシュの首を横薙ぎにしてくる、彼はそう呼んだ。それでだった。
 スラッシュはその前に、一瞬だが的よりも速く動いた。ハイランダーが鎌を動かそうとするその瞬間にだった。
 ハイランダーの腹に両手に持った剣の全体重を込めた突きをぶつけた、その突きでハイランダーは後ろに大きく吹き飛び壁に背中からぶつ
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