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ドリトル先生とめでたい幽霊
第二幕その一
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                第二幕  難波を満喫
 先生は動物の皆そして王子と一緒に大阪に来ました、大阪の難波に入ると王子は先生ににこにことして言いました。
「やっぱり大阪はいいね」
「王子も大好きだよね」
「こんないい街はないよ」
 なんばパークスの前で言います、タワーと公園が合わさった様な素敵な景色が活気に満ちた街の中にあります。
「本当にね」
「そうだね、僕も大好きだよ」
 先生も笑顔で応えます。
「活気に満ちていて賑やかでね」
「お笑いも美味しいものもあってね」
「こんな楽しい街はないね」
「世界でもね、それでだけれど」 
 ここで王子はそのなんばパークスを見て言いました。
「ここは昔球場だったんだよね」
「大阪球場だね」
「そうだったね」
「そこに古書街や食べもののお店やスケート場もあってね」
「賑やかだったんだね」
「その頃からね、南海ホークスの本拠地で」
 このチームのというのです。
「多くの選手がここで戦ってきたんだ」
「そして数勝負の名勝負が繰り広げられてきたね」
「野村さんや杉浦さん、門田さんや広瀬さんが活躍してね」
「皆南海の人だね」
「そして稲尾さん、中西さん、鈴木さんや山田さん、福本さんに江夏さん、榎本さんや山内さんそれに土橋さんや大杉さんもね」
 他のチームの人達もというのです。
「ここで戦ってきたんだよ」
「まさに古戦場だね」
「そうだよ」 
 まさにというのです。
「この球場はね」
「そうした場所なんだね」
「そうだよ、今はお買いものや食事を楽しむ場所で」
「それでだね」
「そう、昔はね」
「野球をしていたんだね」
「そしてここの九階にね」
 なんばパークスの九階にというのです。
「南海ホークスのコーナーがあるよ」
「記念館かな」
「そうだよ、じゃあそこにもね」
「これからだね」
「行こうね」
 こう言ってでした。
 先生は皆をなんばパークスの中に案内しました、そしてエスカレーターで登っていって九階に着くとでした。
 そこには緑と白の世界がありました、動物の皆はその世界を見て言いました。
「南海って今のソフトバンクだね」
「その前はダイエーで」
「福岡のチームでね」
「黒と黄色がカラーだよね」
「けれどこの頃は」
「緑と白だったんだ」
「そうだよ、南海のユニフォームはそうだったんだ」
 先生は九階のその南海ホークスの資料を観て回る皆にお話しました、王子もそこにいて一緒に観て回っています。
「チームカラーは緑でね」
「それで緑と白だね」
「そのユニフォームなんだね」
「かつてはそうだったんだね」
「それがね」 
 先生はさらにお話しました。
「九州に行ってなんだ」
「チームカラーが変わったんだ」
「あ
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