暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
専用機だ!
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 俺がトイレから戻ると、教室が人でいっぱいになっていた。

 「なー清香さんや?」

 「なんだい拓夢君や?」
 
 「これ、一体どういう状況?」

 「さぁ、私に聞かれても困るのよ」

 「あれ?こないだ私に分からないことは無い的なこと言ってなかったっけ?」
 
 「言ってないよー。甘く見るんじゃないとかは言ったかもしれないけど」

 「あれ?そだっけ」

 「そうだよー」

 早くも三コマ授業が終わった。
 一時間目は世界史、二時間目はIS。
 そういえば、このIS学園にも一般授業というものはある。
 勿論ISがメインの学園なので、一般教科の授業は一日三コマ程度。下手したら無い日もある。
 で、今日は世界史と数学の日だ。一時間目に世界史、二時間目はISについて学んで、三時間目はISの特性、四時間目は現代社会、五時間目にISの構造で六時間目に数学ってな感じにな。
 
 例によって例のごとく、俺は三時間目が終わると同時にトイレにダッシュした。
 それで戻ってくれば、教室は大混乱に見舞われていると。

 何故か廊下まで続く長蛇の列。チケットのようなものを販売しているクラスメート。そして、質問漬けにされている一夏。

 なんかもう、見るだけで疲れてくる光景だ。
 こちらに飛び火してくるのも嫌なので、俺はこっそり後ろのドアから入って身を低くし、自分の席で体を小さくしている。

 ちなみに清香は俺の盾と化している。最後の砦といってもいい。
 清香が居なくなった瞬間、俺は見つかり質問地獄に陥ることだろう。
 勘弁してください!!

 「そういえば織斑くんの部屋にね」

 「・・・ん、なになに?」

 「私も同じ部屋の子から聞いただけなんだけど。昨日の夜、織斑くんの部屋に上級生の人とかが押しかけたらしいよ〜」

 「うげっ、それマジ?」

 「マジ!・・・で、ここからがもっと凄い話」

 「凄い話?・・・まさか更に酷いことがあるのか?」

 「拓夢君にとっては、ね」

 なんだそれ、怖いから止めてくれ。
 ただでさえ一夏がこっちに視線を送って、俺に女子達の注意を逸らそうとしているのに!
 やめろお前!飛び火するじゃないか!
 見ろ、箒の機嫌がマッハで急降下中だぞ!?
 ああ、握られた机がミシミシいってる!!握力何ぼだよあの女子は。

 「実はね、拓夢君の部屋にも数人、先輩が押しかけたらしいのよ」

 「・・・はぁっ?まてまて、俺知らないぞ?」

 「やっぱり、そうだと思ったんだぁ〜。噂では、押しかけた先輩。いや、正確には押しかけようとした先輩がね、織斑先生に見つかっちゃったらしいんだよ」

 「うわ、それは・・・・」

 「どうも消灯時間過ぎて
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