暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第38話
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悟林は早速超サイヤ人3への変身を見せる。

拳を握り、見る間に気を高めていき、悟林の気の力で界王神界の大気が震えている。

超サイヤ人になった姿が徐々に変化を始めた。

「……ね、姉さん凄い……まだ気が上がっていく」

「ああ…」

悟飯も悟空も少々興奮した様子で拳を握り、変貌を遂げていく悟林を見つめていた。

どういう事なのかは良く分からないが、悟林の髪が伸び始め、超化時独特の、逆立つ金髪が伸びて悟林の腰より下にまで来る。

気もそれと共に成長するみたいに上がり、ただ立っているだけで、空気が震えるほどの気を発している悟林。

「これが、超サイヤ人3ですか……」

界王神も冷や汗を流しつつ、超サイヤ人3になった悟林を見つめる。

「す、凄いよ、姉さん!」

「苦労したんだからね、これになるのは。悟飯、お父さん。いっちょやる?」

「え?や、止めておくよ……今の僕じゃあ、すぐダウンさせられちゃうだろうし……」

「はあ、お前って子は…子供の頃より根性が無くなっちゃって…お父さんは?」

「そうだな、じゃあ軽くやってみっか」

悟空も超サイヤ人2に変身して軽く手合わせしてみるが、やはり超サイヤ人3の力は圧倒的で、あっさりとやられてしまうが、悟空はどこか満足そうだった。

悟飯も悟飯でゼットソードを振り回し、修行を再開する。

「因みにお父さん、これがフュージョンだよ。ポーズが少しでも間違ってたら失敗しちゃうから気を付けてね」

悟空は悟林からフュージョンの修行を受けていた。

後にポーズは形になったものの、やはりと言うか相手に合わせるのに問題があるようだ。

フュージョンする際は相手に合わせてもらうしかないだろう。

そして修行し始めてから1日が経過した。

元々武術の素養がついているだけあって、剣術も自己流ではあるがめきめきと上達し、ゼットソードの重量に振り回される事もなくなっていた。

剣の重みで腕力が相当ついたようで、上手く剣の重みを使い、手元で細かい操作をして、素晴らしい剣術を目の前で披露してくれている。

完全に片手で扱えるようになったそれの切っ先を、悟飯は地面につき、悟飯は息を吐いて汗を拭った。

岩に腰かけている悟空と悟林が同時に拍手を送る。

「凄え凄え!よく1日でそこまで使いこなせるようになったなあ!」

「うんうん。剣に振り回されてる感じだったけど、今は使ってるって感じだよ…肝心の戦闘力は大して変化ないみたいだけどね…もしかして切れ味が凄いだけとか?」

もしそうならブウには全く通用しなさそうだが。

「よし!じゃあ試してみようぜ!まずはこの岩だ」

悟空は悟林と共に岩から下りると座っていた岩を持ち上げる。

「行くぞっ
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