『easy』
[8]前話 [2]次話
蓋が開かないように立ち向かおう。
無かったことにしてしまおう。
それくらい簡単でしょ?
胡散臭い笑顔で近づいてくる奴等は敵。
殺されるとかそんなんじゃない。
もうそんな恐怖なんて無いんだけど。
ただ晒されてしまうことが怖い。
言葉を交わすのが怖い。
すべての生物が恐怖でしかない。
誰も近寄るな。
知ろうとするな。
解ろうなんてもってのほか。
すべてのものにお別れするから。
何にも揺るがされない僕で居たい。
いつまでも続くと思った日々。
ふいに終わらされた日々。
傷ついて終わりたくはない。
愛なんて世界で1番
要らないものだから。
産まれてすぐ受ける筈の愛を
与えてもらえなかった僕は
愛なんて永遠に手に出来ない。
戸惑うだけのものは初めから要らない。
信じれないものは初めから要らない。
それくらい簡単でしょ?
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ