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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
12-?
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そこそこ飲んでしまったのだ。

「今夜は、二人でゆっくり、風呂に入れよ ワシは、昼、銭湯に浸かってきたから、もう、良いから」というお父さんの言葉で、ようやく、切り上げた。僕は、二人でお風呂に浸かるのは、二度目だったのだが、自然とそうなってしまった。

 僕が、ゆっくり、湯舟に浸かっていると、後から、美鈴が入ってきた。

「温泉の元 もらったから 入れるね」と、横に入ってきた。

「お父さん 気 使ってくれたんだね あんなこと言って」と、言ってきたが、その時、僕は初めて「ああ そうなんか」と、思った。

 そして、美鈴が髪の毛洗うからって言って居たので、先に出て居たのだが、しばらくして、美鈴が部屋に入ってきて、着ていたガウンを脱ぎ捨てると、真っ白なナイトウェァだった。おそらく、昨日も着ていたのだが、不覚にも、僕は、昨日は覚えていなかった。だけど、今は、ちゃんと美鈴の身体が透けて見えていた。そして、抱きしめていって「幸せになろうな」と言葉を掛けていた。美鈴は思いっきり抱き返してきた。



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