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麗しのヴァンパイア
第四百五話

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 七人で様々な風呂に入って楽しんでから身体を洗い髪の毛もそうした、美樹は髪の毛を洗ってから言った。
「シャンプーの後はね」
「ええ、リンスをしてね」 
 梨花が応えた。
「そうしてね」
「コンデショナーもね」
「それもしてね」
「終わるわ、何かね」 
 美樹はここでこう言った。
「髪の毛って石鹸で洗ってね」
「石鹸で?」
「それでリンスにお酢を使うと」
 そうすればとだ、美樹は梨花に話した。話をする間も髪の毛を丁寧に洗ってそのうえで奇麗にしている。
「凄くいいそうよ」
「そうなの」
「髪の毛にね」
「お酢って髪の毛にいいの」
「母方のお祖母ちゃんに聞いたの」
「そうだったの」
「私はシャンプーでね」
 髪の毛を洗うのに使うものはというのだ。
「それでね」
「リンスとコンデショナーね」
「それを使ってるけれど」
 それでもというのだ。
「石鹸とお酢もね」
「いいのね」
「そうみたいよ」
「お酢の匂いしそうだけれど」
「だから匂いのしないお酢をね」
 それをというのだ。
「使えばいいみたいよ」
「そうなの」
「そうしたお酢もあるし」
「お酢も色々なのね」
「そうみたいよ」 
 こうした話をしてだった。
 美樹はまずはシャンプーで髪の毛を洗った、そしてリンスとコンデショナーもして髪の毛を洗い終えて言った。
「じゃあこれでね」
「ええ、身体も洗ったし」
「髪の毛もそうしたから」
「お風呂出ましょう」
「それじゃあね」 
 こう話してだった。
 美樹は席を立った、そして。
 クラウンの他のメンバーも席を立った、身体も髪の毛も洗い終えた七人は身も心もすっきりとしていた。


第四百五話   完


                  2021・9・26
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