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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百八十一話 学園の少女達その七

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「ここは」
「そうだよな」
「何処だ、ここは」
「海が見えるけれどな」
「神戸だな」
 氷室は海とすぐそこにある山その間にある横に長い街を見て言った。
「ここは」
「神戸か」
「そうなんだな」
「ああ、間違いない」 
 こう言うのだった。
「ここは神戸だ」
「そうです、ここは神戸です」
 義晴も話した。
「まさに」
「そうだな」
「おわかりですか」
「海があってだ」
 そしてというのだ。
「すぐ山がありその間に街が細長く横にある」
「それでおわかりですか」
「それこそが神戸だ」
 こう言うのだった。
「そうした街だ」
「ここが私達の街よ」
 信奈も言ってきた。
「そして稲葉山学園もあるの」
「そうだな」
「これからその学校にも案内するから」
 だからだというのだ。
「今からね」
「その学校にだな」
「案内するわ」
 こう言ってだった。
 信奈達は一行を今度は山にある学園に案内した、するとスーツでスキンヘッドそれに髭というどうしようもなく男らしい初老の男が出て来て言ってきた。
「よくぞ来た、我が生徒達よ!」
「この学校の校長です」
 義晴が言ってきた。
「斎藤道三さんです」
「如何にもわしが斎藤道三だ」
 男も名乗った。
「そして諸君達がだな」
「仮面ライダーだよ」 
 万丈が応えた。
「宜しくな」
「わかった」
 道三は確かな声で応えた。
「宜しく頼む」
「あんたも怪人と戦っているのか」
「いや、わしは戦っておらぬ」
 道三はそれはないと答えた。
「それは生徒達がすることだ」
「そうなんだな」
「ただ戦場に立たぬだけでだ」
 道三は万丈にこうも言った。
「後ろは支える」
「それはしているんだな」
「相手は怪人だ」
 それならというのだ。
「後ろもなくしてはな」
「戦えねえな」
「それ故にだ」
「あんたはサポート役としてか」
「奴等と対している」
 戦闘には参加しないがというのだ。
「そうしている」
「わかった、じゃあ宜しく頼むな」
「こちらこそな」
「うむ。素敵な人達ね」
 今度は白衣を着た褐色の肌に白く長い髪の毛の艶やかな女が出て来た。
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