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オズのラゲドー氏
第六幕その十

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「その漫画をどんどんね」
「描かれていますか」
「そうなの、道具も」
「生み出されていますか」
「オズマ達によってね、科学と魔法が合わされば」
 その二つの技術を使えばというのです。
「最高のものが出来るのよ」
「それがあるのがオズの国ですね」
「ええ、その漫画家さんは言っておられるわ」
 トロットはナターシャにこうも言いました。
「SFとは何か」
「それはですね」
「少し不思議ってね」
「少しですね」
「オズの国もそうよ」
「少し不思議な国ですね」
「とても不思議な国じゃないの」 
 オズの国はというのです。
「少しなのよ」
「不思議な国ですね」
「科学と魔法があって」
 そうしてというのです。
「色々な人がいる」
「少しですね」
「不思議な国よ、だからね」
「今からですね」
「魔法のポケットから出した耳栓を使って」
「耳栓をして」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「いびきを防いで行きましょう」
「わかりました」
 ナターシャはトロットの言葉に頷いてでした。
 耳栓をしました、他の皆もそうしてあらためて先に進みました。そうしてどんどん先に進んでいくとです。
 森の中、道の左右に巨大なユープさんのご夫婦よりも大きな身体のドラゴン達が何匹もいてそうしてです。
 寝そべっていびきを立てています、そのいびきでその場が揺れんばかりです。それを見てなのでした。
 皆耳栓をしていたらどうなるかと思いながらそうして先に進んでです、ドラゴン達のいびきが聞こえなくなって。
 それから耳栓を外しました、前ノーム王はそれから言いました。
「いや、耳栓があってよかったよ」
「そうでしょ」
「もっと言えば魔法のポケットがなかったら」
 その時はというのです。
「いびきが終わるまでね」
「待つしかなかったわね」
「そうだったね」
「そう思うと」
「魔法のバッグがあってどれだけよかったか」
「そうよね」
「そんな素晴らしいものを作ってくれたオズマ姫に感謝して」 
 そうしてというのです。
「ヒントになる漫画を描いてくれた」
「漫画家さんにもよね」
「感謝しないとね」
 こうも言うのでした。
「本当に」
「そうね、素晴らしい漫画よね」
「だからね」 
 それ故にというのです。
「わし等は」
「漫画家さんにも感謝して」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
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