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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
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 水曜の夜、美鈴といつものように待ち合わせをしていた。今日は、スェットスーツみたいなので来ていたので

「美鈴 もっと 色気のある格好で来いよ たまに、会うんだから」

「あっ ごめんね なんだか、忙しくね ごめん ごめん」

「べつに、良いんだけど 可愛けりゃ―」

「うふっ ありがと 今日 田中さんちに行ったんだ そしたらね 清音が突然、尋ねてきたんだって 何となくケーキを持ってきたって言ってた あの子 だいぶ 気にしているみたい」

「そうなんか うまく行くかなぁー」

「うん きっとね 田中さん 良い人だもの それにさー 清音が一緒に住んでくれたら、私達も安心じゃあない?」

「だけど、美鈴は僕等の家に清音ちゃんの部屋も用意しようと思っていたんだろう?」

「うー ばれていた?」

「美鈴の考えそうなことだよ わかるよ」

「さすが 私の旦那さんだね」

「まだ 君の彼氏 だよ」

「いいじゃん 私は もう 蒼のもの だよ」

「だよなぁー 着工 いつになる?」

「来週 あたり それで、急ぐって堤さん 言って居たから 完成は、それでも7月末だって でもね 私 同じなら 9月の開店記念に合わせようかと思って」

「そうだよね 夏って 客脚もいまいちかも知れないね」

「そうそう 広瀬さんって覚えている? 蒼が前の私の家の後に住んでいる人 私を探して、訪ねてくれたんだって」

「あー そんなことあったなぁー」

「あの人がね 役所でしょ 融資のことで、いろいろやってくれて、街づくり応援資金というので融資受けられることになったのよ 連絡してくれた」

「そうなんか あの人がー 美鈴はいろんな人に応援してもらえるなぁー やっぱり、魅力があるんだよ」

「そんなことないよー 蒼がいろいろやってくれたから」

 美鈴はメモのようなものを折りたたんで、僕に渡してきた。

「後で、読んで そう 明璃ちゃんがね 本内定決まってね 3月に東京行くので、昇二に連絡したらね 会うのは良いけど、一緒に泊れないって言われたって、プンプンしてたのよ 昇二もどういうんだろうね 久々に会うのに・・」

「うーん あいつ 意外と固いからなぁー 光瑠の妹だから、きちっとしたいんだろう」

「ねぇ あのふたり まだ なんにも ないの?」

「うー なんにもって? 美鈴が考えているようなことないよ」

「なに それ 私 なんにも・・ そうなんだー あのね さっきの返して」

「なに言ってんだよ 情緒不安定」と言って返さなかった。

「清音ちゃん 連絡あるといいね」と言って別れた後、開いてみると

(蒼といつも一緒に居たい 愛してほしい やっぱり、のめり込んでしまった 責任取
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