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最期の祈り(Fate/Zero)
決闘(お前が言うな!!)
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「はい。織斑君を推薦します」
「はい。私も織斑君を推薦します」
千冬のセリフが終わらない内に次々と手が挙がっていった。
まぁ、全て推薦で、内訳は一夏:切嗣 =7:3だった。
因みに、一夏はこのクラスに同姓の人がいたのかと見事な勘違いをし、切嗣は「厄介な事になりそうだな」と1人先を見越していた。そして、この予想が正しかった事が5分後、証明された。


「納得いきませんわ!!」
彼女の憤りは、推し量る間でも無いだろう。
結局、セシリアに票は入らず、このままでは票差で一夏がクラス代表に決定するという直前、遂に爆発した。
「このような選出など認められません! 大体、男がクラス代表者だなんていい恥曝しですわ! わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
 かつて、魔術師の面汚しなど散々罵倒されてきた切嗣にとっては、不快な思いはするが無視できる類いのものだったが、一夏に限らず日本人の多いこのクラスにとって、看過出来る範囲を超えていた。

「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で……」

どう考えても煽っているとしか考えようのない罵倒が続いた。それに伴い、一夏の顔も徐々に赤くなっていった。そして遂に

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い屈辱で…………」

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一不味い料理で何年覇者だよ」
こっちも爆発した。その後、不毛な言い争いが続いた後、

「決闘ですわ!!」



ここに、クラス代表を決めるための闘いが行われることになった。





とある会話
「どうした、衛宮?顔色が悪いぞ」
「いえ、最近の高校生は過激だな〜と」
「全くだ。近頃の奴らは……」


今日のお前等が言うなスレはここですか。
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