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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
8-?
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「美鈴 その土地って ずーと 借りられるのかなぁー」

「どうだろー 多分、大丈夫と思うけど 約束はしてない」

「そうかー 例えば だよ 例えば その店と一緒に、僕達が住む家を建てたら、どうなるのだろうか」

「うー えぇー それって 私達の? それ プロポーズ? なの?」

「うー まあぁ 例えばだよ」

「だよね でも 本当なら、もっと ロマンチックな時と場所がいいなぁー 一生の想い出やんかー」

「アホかー 注文多いよ でも、覚えておくよ」

「ねぇ 蒼 ミサンガどうした?」

「うー もう、着けていないよ だって 美鈴とこうやって会えているから、もう、いいかなって思って」

「そうなの 私 まだ・・ だつて 私は蒼のもの って 約束・・」

「あのね 僕は、美鈴のことは大切に思っている 美鈴がさー 妹のこと 気になつているのも 今でも、会いたいのか?」

「なによー 急に ひとが盛り上がっているのに― そりゃぁ 会いたいよ 肉親だもの 小さい頃の思い出もあるし でも、会ったから、どうなのよ って 思うの 複雑 向こうだって、会いたくないかもと考えるとね だとしたら、会うと可哀そうじゃぁない」

「だろうな 美鈴 って、相手の気持ちを大切にするもんな」

「何で そんなこと聞くの?」

「いや 美鈴の幸せってなんだろうなってな」

「それは・・ 蒼が・・ 考えて・・」 



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