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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその十六

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「変わったのね」
「人は変わる」
 ディケイドはホワイトにも答えた。
「そして成長はだ」
「限りがないですね」
「そうだ、だからな」 
 それでというのだ。
「誰でもだ」
「変わってそうして」
「成長していく」
「あの娘も」
「そういうことだ、ではな」
「このままですね」
「戦っていくぞ、いいな」 
 ディケイドも戦う、そうして。
 戦士達は夜も戦っていった、全体で戦い怪人達を倒していっていた。夜の戦いは進み真夜中になりさらにだった。
 明け方近くになっても続いた、空が白くなってくるとルナはその空と戦局を見てこんなことを言った。
「何かね」
「どうしたのかな」
「いえ、怪人達がね」
 こうディエンドに話した。
「減ってきたかしら」
「減ってきたよ」
 実際にとだ、ディエンドも答えた。
「怪人達は」
「間違いじゃないのね」
「うん、あと少しだよ」
「怪人達が減ってきたら」
「戦いは終わるよ」
 そうなるというのだ。
「だからね」
「怪人達を倒したら」
「若しかしたらね」
「スサノオとの戦いにもなるから」
「覚悟しておいてね」
「わかったわ」
 ルナは強い声で応えた。
「怪人達がいなくなってもね」
「気を抜かないでね」
「そうしていくわ」
「勝って兜の緒を締めろだな」 
 九内も言ってきた、彼も攻撃を繰り出している。魔法を中心としたまるでミサイルの一斉射撃の様な攻撃である。
「つまりは」
「その通りだよ」
「やはりそうだな」
「若しスサノオと戦いになったら」
「その時はな」
「僕達全員で挑むよ」
 そうしようというのだ。
「いいね」
「わかった、では今はな」
「このまま怪人達を倒していこうね」
「そうしていこう」
 こう言ってだった。
 九内も他の戦士達も怪人達を倒し続けディケイドが最後の一体を倒した、するとその時にであった。
 前から黄金に輝くライダー達に似た姿の者が出て来た、アクはその者を見て言った。
「シャドームーンですよね、ゴルゴムの本に載っていた」
「ええ、ただ」
 トロンもその者を見て言った。
「シャドームーンは銀色で」
「今僕達が見ているのは金色ですから」
「違うわ」
 シャドームーンとはというのだ。
「明らかに」
「そうですね」
「その通り、私はシャドームーンでない」
 その者自身もこう言った。
「スサノオだ、今はこの姿になっている」
「やはりそうか」
 九内はその言葉を聞いても冷静にこう返すだけだった。
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