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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0036話
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らで提出した証拠が握りつぶされた」
「握りつぶされた? あれ程明確な証拠が多数ありながらか?」

 裏帳簿にはアルバート・グレイ名義の口座がしっかりと明記されていたし、コンピュータの中に入っていた情報を考えても、とても言い逃れが出来る状況ではない筈だ。
 そもそも3流の政治屋であるアルバート・グレイがあれだけの証拠がある状態から逃げ延びられるとはとても思えない。
 となるとアルバート・グレイ以外の誰かが裏から手をまわしたか?

「誰が動いた?」

 短く聞いた俺に、すかさずヴィンデルが答える。

「カール・シュトレーゼマン」
「ちょっと、そんな大物がなんで動いているの?」

 俺とヴィンデルの会話を聞いていたレモンが思わず口を挟む。
 だが確かにレモンの言う事ももっともだ。
 連邦政府安全保障委員会の副委員長とEOT特別審議会議長を兼任しているカール・シュトレーゼマンは連邦政府の親玉と言ってもいい。正確には腐った政治屋共の親玉というのが正しいが。
 ちなみに、この世界ではメテオ3が地球に来る事は無かったが、インスペクターの残していった技術の関係でEOT特別審議会がきちんと存在している。

「なるほど、つまりアルバート・グレイはカール・シュトレーゼマンの操り人形だった訳か」

 原作でも確かそういう関係だった筈だ。恐らくこちらの世界でも同様なのだろう。

「そうらしいな。連邦政府上層部の腐敗は少しずつだが確実に広がってきている。そのうち連邦軍にも広がる可能性が高い」

 苦々しげに吐き捨てるように口に出すヴィンデルを見つつ、溜息を1つ。

「その辺は俺達が心配したってしょうがない。シャドウミラーが動く事でその辺を少しでも抑制出来ると信じるしかないだろ」

 もっとも、抑制が出来ないから結局はシャドウミラーの反乱に繋がる訳だが。

「そうだな。取りあえずこの話はここまでだ。他に何か話しておく事はあるか?」
「俺は特にないな」
「私も同じよ」
「では、今回はこれで終わるとしよう。レモン、T-LINKシステムの開発を頼む。アクセルはいつでも出撃できるように訓練を怠りなくな」

 ヴィンデルの言葉で、シャドウミラーの幹部会は終わった。
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