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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその八

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「本当にな」
「お姉様もなの」
「ああ、魚も色々食ってきたけれどな」
 それでもというのだ。
「これはな」
「これまでなのね」
「食ったことはなかったぜ」
 そこまで美味いというのだ。
「これはな、しかし毒あるんだよね」
「河豚の毒は猛毒だ」
 門矢も食べている、そうしながらの言葉だ。
「鉄砲と呼ばれている」
「そりゃどういう意味だ」
「当たれば死ぬ」
 クイーンに刺身、てっさを食べつつ答えた。
「そういうことだ」
「ああ、鉄砲はこっちの世界にもあるけどな」
「当たれば死ぬな」
「ああ」
 まさにというのだ。
「そうなるぜ」
「そういうことだ」
「河豚の毒は死ぬんだな」
「一匹で二十人は死ぬ」
 それだけというのだ。
「強い毒だ」
「それ滅茶苦茶強いな」
 フジが見てもだった。
「それはまた」
「だから用心してだ」 
 そうしてというのだ。
「調理してだ」
「毒のある部分は取り除いてか」
「食っている」 
「じゃあ俺達もだな」
「あたることはない」
 フジに対しても答えた。
「心配無用だ」
「じゃあ喜んで食わせてもらうな」
「そうしていい」
「しかしこうしたお魚がいるとは」
 ホワイトも食べつつ言った。
「思いませんでした」
「しかも美味いとはだな」
「尚更です」
 九内に対して答えた。
「思いませんでした」
「そうか、しかし遠慮は無用だ」
「食べていいですね」
「これだけあるからな」
「お鍋もお刺身も唐揚げも」
「そうだ、どんどん食ってくれ」
 井伊ながら鍋の中の河豚を食べる。
「残すのもよくない」
「それでは」
「そしてだ」
 九内はさらに言った。
「酒もだ」
「そちらもですね」
「楽しむといい。こうしてだ」
 おちょこで日本酒を飲みつつ話した。
「飲むことだ」
「このお酒美味しいわ」
「そうね」
 ミカンとユキカゼもおちょこで日本酒を飲みつつ言った。
「河豚にも合うし」
「飲みやすいし」
「大吟醸だ」  
 九内はその酒が何かも話した。
「美味いのも当然だ」
「そうなの。何か」
 ここでユキカゼはこう言った。
「魔王様の味がする」
「する筈ないだろ」
 ミカンが即刻突っ込みを入れた。
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