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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその六

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「やらせてもらう」
「ではな」
「戦いにはだ」
 九内はさらに言った。
「やはりそうした存在も必要だな」
「その通りだ、ではいいな」
「その様にな」
 九内はまた応えた。
「戦っていこう」
「訓練もこれからはだ」
「作戦や指揮を考えてか」
「そうしたものにしていく」
「ではな」
「その様にな」
「生きものでも知能はあるけれど」
 エビフライもここで言った。
「それがないとなると」
「それだけだな」
「ええ、何かと戦力が落ちるわね」
「ただ力や能力が高いだけでは駄目だ」
 門矢は言い切った。
「そこにだ」
「頭もないとね」
「戦力を出しきれない」
 万全にというのだ。
「そうしたものだな」
「そうね、じゃあね」
「そうした訓練をしていく」
「これからはね」
「そういうことだ、それで食いものや薬もな」 
 門矢はそちらの話もした。
「揃ってきたな」
「抜かりはない」
 九内は一言で答えた。
「そちらはな」
「そうだな」
「料理も色々と出来る様になっている」
 九内はそちらの手配も怠っていなかった。
「例えば今夜は河豚鍋だ」
「それか」
「皆でそれを食おう」
「河豚鍋って何ですか?」
 アクは九内のその言葉に問うた。
「一体」
「河豚という魚を切って鍋に入れて煮て食うものだ」
「そうなんですか」
「中に豆腐や葱、白菜や糸蒟蒻も入れてな」
 そのうえでというのだ、九内は河豚鍋を知らないアクに対して口元を綻ばさせてそのうえで話した。
「食う、これが実にだ」
「美味しいんですか」
「そうだ、だからな」
 それでというのだ。
「楽しむといい」
「それじゃあ」
「ただ河豚には毒があるんだよな」
 小野寺は河豚についてこのことも話した。
「毒のある部分は切るけれど」
「河豚には毒があるんですね」
「そうなんだよ、これが」 
 アクに答えて話した。
「これが」
「そんなお魚なんですね」
「美味しいけれどな」
 九内の言う通りそうだがというのだ。
「そこが問題なんだよ」
「そうですか」
「けれど本当に美味いから」
 アクにこのことは確実だと話した。
「今夜は楽しみにしておいてくれよ」
「そうさせてもらいます」
「ああ、それじゃあな」
「今夜はですね」
「皆で楽しもう」
「ちなみにこんな魚だ」
 田原はアクに河豚の写真を出して説明した。
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