暁 〜小説投稿サイト〜
オズのラゲドー氏
第一幕その十二

[8]前話 [2]次話
「猫がそうしているということは」
「私達になのね」
「思わぬ福がね」
 それがというのです。
「来るということだよ」
「そうなのね」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「この旅はね」
「思わぬなのね」
「幸せが訪れるよ」
「オズの国らしく」
「そう、まさにオズの国の旅だから」
 それでというのです。
「僕達はね」
「幸せが訪れて」
「そしてね」
「幸せな旅を楽しめるのね」
「そうなるよ。しかしね」 
 カエルマンはこうも言いました。
「人とお金だね」
「お金は富かしら」
「オズの国でお金のやり取りはないからね」
「ええ、だからね」
「富かな」
「そうよね」
 カエルマンの言葉に応えました。
「オズの国だと」
「そうだね」
「ええ、そして人ね」
「果たして誰かな」
 こうも言うのでした。
「その人は」
「気になるところね」
「かなりね」
「面白い人だといいね」
「間違っても昔のラゲドー王はお断りよ」 
 ビリーナはこう言いました。
「本当にね」
「あんな悪い人はね」
「折角いい人になったし」 
 色々なことがあってです。
「だからね」
「もう二度と悪い人にはならないで」
「それでね」
「またなのね」
「会いたいわ」
「そうなのね」
「卵は平気になったし」
 このことはノーム自体がです、ノームも死ななくなったのです。ただそれでも基本卵料理は食べないみたいです。
「それじゃあね」
「貴女も気軽に会えるわね」
「ええ、だからね」
「機会があれば」
「会いたいわ」
 こう言うのでした、そしてです。
 皆は今はロシア料理と飲みものそして音楽のパーティーを楽しみました、チャイコフスキーの音楽も素敵でした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ