第四百七十七話 魔王の仲間達その十七
[8]前話 [2]次話
「時々出て来てくれるピョンが」
「今はどうウサ」
「実はだ」
ここで九内がディケイドにこっそりと話した。
「それは私のもう一つの姿だが」
「今はあんただからか」
「これは私がいてだ」
そしてというのだ。
「そして分身してな」
「出て来るか」
「私だが別の人格だ」
こうディケイドに話した。
「その者霧雨零はな」
「そうか、ならな」
「霧雨零ともか」
「一緒に戦ってもらおう」
「そうしてくれ。だがトロン以外は私とは同一人物とは思っていない」
霧雨零とはというのだ。
「気付いていない」
「だからだな」
「このことは内密にだ、キラー=クイーンも騒ぐしな」
「そのこともわかった」
「ではその様にな」
「ことを進めさせてもらう」
門矢は冷静な声で応えた、そうしてだった。
戦士達はその日訓練を続けていった、初日から激しい訓練を行って自分達を鍛え強くなっていくのだった。
第四百七十七話 完
2021・6・23
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ