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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十七話 魔王の仲間達その六

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「それだけ強いな」
「ええ、それはね」
「あんた達はこれまで知らなかった」
 ゴルゴムの怪人達のそれをというのだ。
「それが大きかった、だからな」
「ゴルゴムの怪人達を知ることね」
「そうすれば一対一でも勝てる」
 そうなるというのだ。
「間違いなくな、しかし」
「訓練を積めば」
 ユキカゼが応えた。
「いいのね」
「訓練をすればする程強くなる」
 門矢はユキカゼにも言った。
「そういうことだ」
「わかったわ。じゃあ熱いものを出して訓練に励むわ」
「そうしてくれ」
「あんた大物だな」
 ミカンはユキカゼの言葉を平然と受けて返した門矢に彼の器を見てそのうえで唸りながら言葉を返した。
「それで終わりなんてな」
「何かあるか」
「だからそれで終わるからな」
 ユキカゼの言葉にというのだ。
「本当にな」
「俺は大物か」
「確かにそうね」
 オルガンはミカンのその言葉に頷いた。
「門矢さんはかなりの人よ」
「最初に見た時から思っていたけれど」
 バタフライも言ってきた。
「あんたこれまで色々あったのね」
「そう思うか」
「ええ、これまでの人生でね」
「ただ仮面ライダーとして戦っているだけだ」
「それが凄いのよ」
 こう門矢に返した。
「色々な世界を巡ってるのよね」
「他のライダーも同じだ」
「そしてあんたもよ」
「そうか」
「ええ、それでね」
 門矢にさらに言った。
「あんたも経験を積んでいるのよ」
「人生のだな」
「そうよ」
 まさにというのだ。
「私もそう思うわ」
「そうか」
「あと私も読んでるけれど」
 見ればバタフライもファイルを手にして開いている。
「詳しいわね」
「まさに何から何まで書いているな」 
 田原も読みつつ言う。
「全ての怪人の」
「だからだ」
 門矢は田原にも答えた。
「戦いの時に役に立つ」
「そういうことだな、敵を存分に知って」
「そしてだ」
「後は俺達が強くなる」
「訓練でな」
「そうすれば勝てるか」
 田原は鋭い目になって述べた。
「あいつ等に」
「あいつ等が幾ら来てもな」
「そういうことだな」
「実際スサノオは何百も出すこともしてくるからな」 
 小野寺がこのことを話した。
「一度に」
「一体ではなく」
「これまでは準備体操みたいなもので」
 それでというのだ。
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