第四百七十六話 魔王の来訪その七
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「そういったものを怠るとだ」
「負けるね」
「人は食って寝てこそだ」
「戦えて」
「勝てる、だからサポートもだ」
こちらを担う者達もというのだ。
「必要ということだ」
「本当にわかっているね、君は」
「だから温泉も用意している」
「温泉があると」
エビフライがここでこう言った。
「お肌がすべすべになって肩凝りも取れて」
「身体も凄く奇麗になりますし」
アクも言った。
「いいですよね」
「最高よ」
こう言うのだった。
「本当にね」
「それで怪我にもいいんですよね」
「そうだ、怪我や傷の回復にもいい」
九内は二人に答えて話した。
「だからだ」
「それでなのね」
「温泉もあるといいんですね」
「戦いの後に全員に入らせていることもな」
このこともというのだ。
「いいことだ」
「そうですね、皆さん実際にです」
アクは九内に応えて述べた。
「戦いの後お風呂に入りますと」
「傷も怪我も癒されてな」
「疲れも取れていますね」
「だからだ」
そうした効用があるからだというのだ。
「皆入ってもらう、これからもな」
「お風呂にですね」
「そうしてもらう」
「そして戦いますね」
「そういうことだ、この二人は今話した通りサポート要員でだ」
九内はライダー達に顔を戻してあらためて話した、ロングヘアにしているオールバックが似合っている。
「戦闘要員もだ」
「いるんだな」
「そうだ」
小野寺に対して話した。
「そして彼等もここにいる」
「それじゃあな」
「彼等にも会ってくれ」
「そうさせてもらうな」
「それでだけれど」
ここでエビフライが言ってきた。
「皆居間に集まっているわよ」
「あの部屋にか」
「それであんたが言った通りくつろいでね」
「待っていてくれているか」
「そうよ、私はおトイレに行ってたけれど」
「私はお茶菓子を探しに行っていました」
アクも言ってきた。
「その途中でお会いしました」
「そうだったか、なら厨房にあるからな」
「お茶菓子はですね」
「そこから取ってきてくれ」
「わかりました」
「あんた遅いわよ」
ここでもう一人少女が来た、見れば。
色素の薄い白い肌に右で縛った足首までの金髪に赤い目の少女である、黒と白青紫のゴスロリ調の服である、その少女が来てアクに声をかけた。
「何処に行ってたのよってあんたも戻って来てるし」
少女は九内も見て言った。
「それに背の高い人達もね」
「仮面ライダーだ」
九内が少女に話した。
「この人達がな」
「ああ、スサノオの言っていた」
「そういうことだ」
「成程ね」
「それでお前も名乗れ」
九内は少女にこうも言った。
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