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ライブジャスティスシリーズ
十香スクライド/裏切りの二人
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スとなる事で次元の多くに攻撃をかける恐ろしい結末になったと思う、それだけ次元への干渉行為が危ういモノか、あーしでも理解できるわ」
アントニオ「少なくとも大惨事だよなあ、他の世界に攻撃できるってのは」
イワン「僕から見てもこの計画は大いに止めるべきだと思う、」
カリーナ「もう、元の次元に戻るとか言ってられないわね」
バーナビー「これは早期に対処する事案です、デウス・エクス・マキナ襲撃をかけるべきだ!!」

大きく声を荒げるチームを止めに入ったのは……

総二「皆落ち着け、気持ちは分かるけどまだこっちはそれなりの準備が出来ていない」
愛香「それに、こっちはグランドキングとの戦いで大きく消耗してるし」
翼「二人の言葉が正しい、今はそれなりの準備が必要だ」

そしてカリオストロは最後の情報を開示する。

カリオストロ「これはグランドキングのパーツから取り出した記憶データ、にわかには信じられないけど、あーしたちはグランドキングを介して次元への干渉に成功しているわ」

折り紙「じゃあ、他の世界も」
琴里「詳しく話して」

カリオストロ「あーしたちが見た次元はまるで一本の線から複数の線によって構成された樹のような物だった、そこにはあーしの知らない別次元のヒーローたちの世界が存在しているわ。そして何よりそれが3本の独立した一定の区切りとして存在している。その区切りの一つが、ウルトラマンの世界よ」
四糸乃「どういう事?」
二亜「つまり、あたしの解釈で言えば、ウルトラマンの世界は進次郎たちの世界だけじゃなく、複数の分岐したパラレルワールドが存在するって事かな?」
カリオストロ「真っ当な解釈ね」
狂三「ウルトラマンの世界も複雑なのですね」
七罪「まるでSF映画ね」
美九「理解できそうにないですね」
夕弦「訂正、理解しようとしないからじゃないですか」
耶?矢「なんで、あたしを見るんだよ?」

カリオストロは頭を悩ませながら、話を続けた。

カリオストロ「結局は……」
十香「アイザックを止めるほか方法は無いという事だろう?」

真っ直ぐな眼でカリオストロを見つめるのは、霊装を身に纏った十香だった。

士道「何かあったのか?」

十香「出撃だ、備えよ……」
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