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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその十九

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「それが大事ですね」
「あの、クローディアさん笑顔ですけど」
 そのクローディアに元士郎が引きながら問うた。
「怒ってますか?」
「はい」
 クローディアも否定しなかった。
「マスターロゴスについてのお話を聞いていますと」
「やっぱりそうですか」
「若しライダーの皆さんが仰れば」
 その時はというのだ。
「何時でも及ばずながら」
「それはいいよ、俺達も人間だから」
 五代は今も微笑んで答えた。
「出来るだけね」
「皆さんで、ですか」
「やってみるよ、限界までね」
「そうですか」
「確かにあいつは邪悪だけれど」
 マスターロゴスはというのだ。
「けれどね」
「それでもですか」
「ああした奴とはこれまでも戦ってきたし」
「勝ってこられましたか」
「だから今度もね」
「限界まで、ですね」
「俺達だけで戦って」
 そうしてというのだ。
「やってみるよ」
「そうですか」
「そして勝つよ」
「そう言われるのでしたら」
「今のライダーの人達もおられる」
 雷真はいつもの冷静な声で述べた。
「俺達はまだ会っていないがな」
「だからきっとやってくれますね」
 ナガレは雷真に応えた。
「マスターロゴスに対しても」
「そうだ、そして何かあればな」
「僕達がですね」
「行くだけだ、これまでライダーの人達には助けてもらった」
 だからだともだ、雷真は語った。
「ならその時はな」
「僕達が行ってですね」
「戦うまでだ」
「マスターロゴスは許せないけれど」
 黒千にしてもだ。
「ライダーの皆さんなら」
「やってくれるジャッキン」
 ブーチョッキンも言った。
「だから安心ジャッキン」
「そうだね」
「けれど何かあったらな」
 カイトは五代に言った。
「俺達呼んで下さいね」
「どうしようもない時はだね」
「いつも助けてもらってますから」
 だからだというのだ。
「そうした時はです」
「助けてくれるんだね」
「そうさせてもらいます」
 こう言うのだった。
「本当に」
「その気持ち受け取っておくね」
「はい、じゃあ」
「出来るだけ俺達で戦うよ」
 まさにというのだ。
「今はね、けれどね」
「それでもですか」
「剣士の彼等は今必死に戦っているから」
 それでともだ、五代は話した。
「彼等のことを考えて」
「そうしてですね」
「戦っているから」
「若しマスターロゴスを倒せず運命を変えられないなら」
 こう言ったのはおやっさんだった。
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