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遊戯王GX−音速の機械戦士−
―遊撃、巨大戦艦―
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 万丈目に負けた結果、明日香は光の結社に入るようになんらかの洗脳のようなことをされた。
万丈目と明日香とのデュエルの結果、そして今オベリスク・ブルー寮を襲っている異常自体を説明するには、わけがわからないが、この説明が一番わかりやすく、さらにはしっくりときてしまう。

 オベリスク・ブルー寮から命からがら逃げだした俺と三沢は、ラー・イエロー寮へと逃げ延びることに成功した。
ラー・イエロー寮長である樺山先生には、事実をありのままに……伝えたかったが、ありのままに伝えすぎると明らかに俺と三沢が変な人、もしくは樺山先生をからかっているようになるために、かいつまんで事情を説明した。

 幸いなことに、樺山先生は「空いている部屋が二つあるから、それぞれ好きなように使いなさい」と、快く俺たちを迎え入れてくれ、宿無しになることだけは助かった。

 おっつけ、オベリスク・ブルー寮からの生き残りは、だいたいはこの寮に行き着くだろうが……そもそも、他に生き残りがいるかどうかはわからないが。

 ああいや、少なくとも吹雪さんは無事であり、俺たちとほぼ時を同じくして脱出を果たした……が、吹雪さんはラー・イエロー寮には来ず、明日香のことを探るためにもオベリスク・ブルー女子寮に身を寄せた。
……そんなことが出来るのは、おそらくこのデュエル・アカデミアであの人だけだろう。

 俺は三沢と吹雪さん、俺以外のオベリスク・ブルー寮からの生き残りが来ることを待っていたが……ついぞ、来ることは無かった。
もしかしたらオシリス・レッド寮に行ったかもしれない、と考えるが、オベリスク・ブルー寮からオシリス・レッド寮に行く者は、生き残った俺たち三人を除いて他にはいないだろうということは、俺にもすぐに考えがついた。

 今日、この学園に来るはずだった転校生とやらも、顔も知らないために、もはやどうすることも出来やしない。

 よって、オベリスク・ブルーの生徒は現在確認出来る限りは……俺と三沢、吹雪さん以外、あの光の結社を相手に全滅したことになった。
それも仕方のないことではあり、相手はこの学園で五指に入る万丈目と明日香、さらには五階堂まで揃え、負けた人間は次々と光の結社に入っていく……そんなバイオハザードのような状況から、逃げ延びることが出来ただけでも運が良かったということか。

 結局、万丈目と五階堂はいきなりどうしたのか、光の結社とはなんなのか……色々なことはわからないまま、学園は夜を迎えた。

 ――だけどこのまま、泣き寝入りするのは性分じゃない。

 ラー・イエロー寮を三沢に見つからないように抜けだし……これが一番の難題だったが……今、俺がいるのはオベリスク・ブルー寮へと向かう道だった。

 光の結社の構成員となった人物に負けてしまうと、理屈はともか
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