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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその十一

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「本当にな」
「そうだよね」
「今は普通に食えるしな」
 今度は食べることの話もした。
「そっちの心配もいらないしな」
「じゃあ食えないとどうするんだ?」
 からかさが問うた。
「その時は」
「そりゃゴミ箱漁ってな」
「食うんだな」
「いつも通りな」
「それ位なら何時でもうちに来たらいーーよ」
 ロズワールはこうねずみ男に申し出た。
「ご馳走すーーるよ」
「そうしてくれるか?」
「ねずみ男さんも仲間だーーからね」
 それ故にというのだ。
「何時でもいーーよ」
「そう言われたらな」
「待て、それは図々しいにも程があるぞ」
 乗って来たねずみ男に目玉の親父が言った。
「他の世界に行ってまでじゃ」
「飯をご馳走になるのはか」
「そうじゃ、本来の世界でもじゃが」 
「他の世界まではか」
「幾ら何でもじゃ」
「それもそうだな」
 ねずみ男も言われて頷いた。
「じゃあそれはな」
「止めておくことじゃ」
「そうするな」 
 さしものねずみ男も頷いた。
「それならその辺りの残飯漁ればいいしな」
「それも大概じゃがな」
「しねえよ、ロズワールの旦那折角だけれどな」
 申し出たロズワールにも言った。
「気持ちだけ受け取っておくな」
「それじゃあーーね」
「そういうことでな」
「まあ一緒にいたら何でも作りますよ」 
 幸平が笑って言ってきた。
「美味いものを」
「宜しく頼むな」
「時々試作品よ」
「その試作品なにとかなりません?」
 真顔でだ、言ったのはわかばだった。
「あの、本当にです」
「まずいよな」
「夜うなされる位に」
 そこまでというのだ。
「まずいものはまずいです」
「いやあ、時々何でも作ってみたくなってな」
 それでというのだ。
「作るんだよ」
「そうなんですね」
「俺もな」
「そういう時の幸平の飯は食わねえ」
 洋は冷静に言った。
「絶対にな」
「じゃあ他の人が食って下さい」
「いや、無理だろ」
 リムルも言ってきた。古典的なストライブの水着だ。青と白である。
「流石に」
「そうか?」
「本当にとんでもなくまずいからな」
 それ故にというのだ。
「イカゲソのパターピーナッツあえとかな」
「あれ酷いよな」
「わかってるなら作るなよ」
「だから時々作りたくなるんだよ」
「あの、そういえば」
 ここで言ったのはタスクだった。
「俺達って美味いもの作る人は凄くて」
「まずいものを作るケースも凄いな」 
 巽が応えた。
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