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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその十

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「何かと」
「この前私がお風呂入っている時覗こうとしたの誰かしら」
 ここでこう言ったのは艶鬼だった、黒の競泳水着だが胸が零れそうになっている。
「一体」
「その者が最も邪悪ですか」
 悪魔であるデミウルゴスが言ってきた。
「そうなのですか」
「許せないわ」
 艶鬼の言葉は本気だった。
「誰かしら」
「ちなみに名乗った人はどうなるんだ?」
「そこを聞きたいな」
「一体どうなるんだ?」
 ガビルの手下三人が問うた。
「それで」
「ちなみに俺達じゃないぞ」
「それは言っておくぞ」
「それはわかっているわ、では誰かしら」
「あたしだよ」
 ドーラが堂々と名乗り出た。
「いい身体なんでついな」
「貴女なの。女ならいいわ」
「そうか、いいんだな」
「女の人に覗かれても」
 同性ならというのだ。
「もうね」
「いいんだね」
「これが男なら容赦しないわ」
「というかここにいる面々なんて下手したらな」
 こう言ったのは綾斗だった。
「死ぬよな」
「そうなるな、というかだ」
 天哉が応えた。
「覗きなぞしてはいけないことだ」
「そもそもな」
「その様はことはまず俺が許さない」
 眼鏡に右の人差し指を当てて述べた。
「まずはな」
「ちなみにこれが男だったらお仕置きよ」
 艶鬼はその時を述べた。
「逆さ吊りにして鞭で百叩きよ、蝋燭も付けて」
「完全にSMじゃねえか」
 金属バットはその話を聞いて述べた。
「というか絶対にやったら駄目だからな覗きは」
「全くですね」
「そんなことする奴は俺も許さねえぞ」
「私も許さないぞ」
 ミリムは普段と変わらない水着である。
「一撃で吹き飛ばすぞ」
「その一撃で絶対に死ぬな」
 ねずみ男は即座に理解した。
「そんなことして死ぬとか願い下げだな」
「そうですよね」
 リオネスはねずみ男に応えた。
「覗きはよくないですよね」
「俺は金は好きでもな」
 それでもというのだ。
「そうしたことは興味ねえんだよ」
「だからですか」
「そんなことしてもな」
 覗きなぞというのだ。
「一円の価値もねえだろ」
「それで覗きはですね」
「しねえからな」 
 絶対にというのだ。
「本当にな」
「そうですか」
「誰だって覗かねえよ」
「覗きする位ならだよね」 
 豆腐小僧が言ってきた。
「お金だよね」
「そっちだよ」
 まさにというのだ。
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