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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
4-?
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 11月の初め、美鈴も店が休みだと言うので、遊びに行こうと誘いだした。駅で待ち合わせをした時、美鈴は、コーデュロイのベルト付きのミニスカートにショートブーツで現れた。短めのコートを羽織ってはいるが、細めの足が真っ直ぐで、つい、目がいってしまう。

「うふっ こんな格好 蒼に見せたかったんだ 嫌かなぁ?」

「そんなことないよ 可愛いよ でも、正直言って、短いのって、あんまり他の人には・・」

「たまにはね 蒼と歩くんだから、いいでしょ」と、美鈴は、すましていたが、今日は、長い髪の毛も留めて居なくて、一握りだけリボンで結んで、前に持ってきている。僕は、それだけでも、魅せられていたんだ。

 美鈴は、行きたい所も無いと言って居たが、少し、紅葉には遅いかも知れないが、嵐山に行くことにした。京都駅まで出て、バスで向かった。駅前は、平日なのに何でこんなに人が居るんだろうと思いながら。嵐山に着いて、僕達は、散策ルートのチラシを頼りに歩いた。着いたのは、もう、お昼を過ぎていて、食べるところを物色していたが、美鈴が「なんか どこも、高くて もったいないよ」と言いながら、歩いた。

 結局、竹籠に数個の小さな枡の容器におそうざいを入れて、お弁当のようなものを食べた。美鈴はどれもおいしいと言って、食べながら

「この炊き込みご飯もおいしいわぁー うちでも、たまに出そうかな 日替わりに入っていたら、うれしいよね」と、同意を求めるように聞いてきた。

「そうだね うれしいかな」としか、言いようが無かったのだ。

「そうだよ そう あのね こういう風に少しずつ、お料理を詰めてね、おせち風オードブルを、お正月用に売ろう 予約だけなら、ロス少ないし 良いと思うでしょ」と、

「そんなこと、いきなり決めても・・ メニューとか入れ物とか、準備大変だよ」

「そんなの、何とかなるわよ どうやって、売って行くかよね」

「わかったよ 美鈴は、なんでも決めたら、前に進んでいくだけだもんな 僕も、教えられること多いよ」

「違うわよ 私 蒼に教えられたのよ」

 僕達は、その後、ボートに乗りに行った。受付でチラシを見せると割引になるらしい。暖かい日だったのだが、さすがに漕ぎ出すと、風も冷たかった。平日のせいか、僕達の他には、1組が居るだけのようだった。

「蒼と、こうやっているのって すごいね 私、幸せ感じる」

「僕は、もっと もっと 美鈴を幸せにしなきゃ 光瑠にも、言われているんだ」

「そう 明璃ちやんが言っていたんだけど、光瑠 すごく、私のこと心配していてくれて、何かある度に美鈴はどうしているんだろうって、つぶやいていたって、嬉しいわね」

「あいつって すごいよね 頭もいいし、美人だし」

「蒼 あんまり 光瑠に魅かれ
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