第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その六
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「私達の攻撃もそうそう通じないし」
「一体どんな金属かな」
ヤミの目は今も鋭い。
「やっぱり気になるな」
「神話の頃の神々の力が影響しています」
ムウはここではこう話した。
「そのことはです」
「間違いねえな」
「アテナの力が」
それがというのだ。
「影響していますね」
「そうだな、そしてその力でだな」
「この世界でもです」
「戦うな」
「そうさせて頂きます」
「じゃあ頼むぜ」
「はい、こちらこそ」
「戦力は整っているわ」
クイーン=エリザベスは強い声で述べた。
「後は訓練を積んで身体を整えて」
「そうしてですね」
ベルファストが応えた。
「戦いに向かいますね」
「そうよ、それで身体を整えるには」
「入浴やマッサージに」
「食事よ」
これだというのだ。
「まさにね」
「はい、では今宵はカレーライスです」
「ロイヤル風かしら」
「いえ、重桜です」
この国のものだというのだ。
「カツカレーです」
「あのカレーなの」
「そしてサラダもあります」
これもというのだ。
「如何でしょうか」
「最高ね、カツカレーは凄いわね」
「かなりの美味しさですね」
「ええ、神の料理よ」
そこまでのものだというのだ。
「カツカレーはね」
「まさにそうですね」
「重桜のカレーは色々あるけれど」
「それでもですね」
「あのカレーはね」
カツカレー、それはというのだ。
「また別格よ」
「カツカレーは反則ですわ」
セシリアは抗議の様に言った。
「箒さんが作られたものを召し上がって負けたと思いましたわ」
「どうして負けたと思われましたか?」
「そ、それは」
愛宕の問いに顔を真っ赤にさせて言い返した、ここで一夏をちらりと見たがここで愛宕は微笑んで言った。
「そういうことですね」
「お察し頂けましたわね」
「はい、よく」
笑顔での返事だった。
「今の目で」
「それでは」
「それだけ箒さんのカレーがですわね」
「美味しくて」
「カツカレーは反則だと」
「わたくし思いますわ」
「いやあ、セシリアさんのお料理最悪っすね」
ゴブタは両手を己の頭の後ろにやって悪気なく言った。
「もうあんなの食えないっすね」
「おい、それ言うな」
そのゴブタにロム爺が言った。
「失礼過ぎるぞ」
「駄目っすか」
「人によっては言ったらぶん殴られる言葉だぞ」
今のそれはというのだ。
「だから止めろ」
「気をつけるっす」
「気にしてませんわ」
セシリアは思いきり引きつった笑顔で震えながら応えた。
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