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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その一
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                第四百七十三話  【団欒】絆を深める戦士達
 ねずみ男は酒を飲みつつ言った。
「いやあ、こっちの世界の酒も美味いな」
「おい、あまり飲み過ぎるでない」
 目玉の親父が上機嫌のねずみ男に注意した。
「わし等も戦うのだからな」
「サポート役でだな」
「左様、飲み過ぎると明日の訓練に差し支えるぞ」
「いいじゃねえかよ、二日酔いでも」
「それがいかんというのだ」
「二日酔いになったらあんたお風呂に放り込むわよ」
 猫娘は猫の顔で言ってきた、口は耳まで裂けている。
「そこから全身洗ってもらうわよ」
「おい、俺は風呂大嫌いなんだぞ」
「それでも入れてあげるわよ」
 歯はギザギザで爪も伸びている。
「それでもいいならたっぷり飲みなさい」
「怖いな、おい」
「だったらわかるわね」
「仕方ねえな」
「?ねずみ男さん猫嫌いにゃ」
「俺はねずみだからな」
 ねずみ男は明石にも答えた。
「だからよ」
「猫は嫌いにゃ」
「そうなんだよ、けれどお前さん達は嫌いじゃないぜ」
 明石には笑ってこう返した。
「別にな」
「そうなのかにゃ」
「普通の猫とこいつはな」
 猫娘を横目で見つつ話した。
「特別だよ」
「それはまたどうしてにゃ」
「引っ掻くからだよ」
 だからだというのだ。
「嫌いなんだよ」
「そうなのかにゃ」
「ああ、だから安心してくれよ」
「わかったにゃ」
「私の使い魔も怖がらないしね」 
 バネッサは黒猫を連れていた。
「特にね」
「そうだろ、俺だって誰でも嫌いじゃないんだ」
 猫でもというのだ。
「本当にな」
「僕達は平気にゃ」
「ああ、お前等もな」
 にゃんぱいあには親し気だった。
「何もしてこねえからな」
「これで話していると案外面白い人なんだ」
 ビリー田中は明石にねずみ男のことを話した。
「確かに風呂嫌いだけれどな」
「ああ、色々あっても愛嬌があってな」
「悪くはない」
 シュレディンガーとラプラスも出て来た。
「この人はな」
「俺も猫だけれど何もないしな」
「だから俺は誰でも嫌いじゃねえんだよ」
 ねずみ男は飲みつつ二人にも話した。
「本当に引っ掻くのは駄目だけれどな」
「そこまで猫娘は駄目なんだね」 
 アオはこう考えた。
「つまりは」
「そうだよ、何かあったら引っ掻くしな」
「あんたが悪いんでしょ」
 言われる猫娘は憮然として腕を組んで反論した。
「それは。しかも手加減してあげてるわよ」
「手加減してねえだろ」
 ねずみ男にしてみればそうなのだ。
「思いきり痛えぞ」
「痛い様にはしてるのよ」
「じゃあ同じだろうが」
「全力だったらあんた大怪我よ」
「何か色々ありますね」
 不知火は言い合
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