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まぶらほ 最強にして最高のメイドの主人
初音島編
第九話 約束
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和樹は島での最後の夜に不思議な夢を・・夢を見ていた・・子供もの頃の懐しく・・・忘れかけていた約束の夢・・・

???「ぐす・・・ぐす・・・・ぐす・・・」

昼頃の河原の河川敷で泣いている青髪のメイド服を着ている少女がいた。

散歩に来ていた少年はなぜだかわからないがその少女を放っておくことができなかった。

???「なぁ・・・なんで泣いてんだ?」

???「ぐす・・ぐす・・あなたは?」

和樹「俺は式森和樹、お前は?」

エリーゼ「わ・・・たしは・・エリーゼ・・・もう・・・嫌なの・・・・」

和樹「なにが?」

エリーゼ「私・・メイドなんかになりたくないのに・・・メイドのお仕事を教えられて・・

しっぱい・・・したら・・おこられて・・・もう・・もう・・・やだよ・・・」

今日初めて会う見ず知らずの和樹になにもかも話してしまう。

エリーゼからしてみれば話す相手は誰でもよかったのだろう。

とにかく話を聞いてほしい・・・ただそれだけなのだから・・・・

和樹「事情はよくわかんねぇけどよ・・・
嫌な事があったらさ思いっきり遊ぶのが一番だぜ!」

エリーゼ「え?・・・・きゃっ!」

和樹はエリーゼの手をやや強引に掴む。

二人だけだったが二人でいろいろな遊びをした。

鬼ごっこ・かくれんぼ・競争・ボール遊びなど色々な事をした。

遊んで行くうちにエリーゼは最初こそ戸惑いはしたが次第に楽しくなり笑顔になっていた。

楽しい時間というのはあっという間に過ぎ気がついたら夕日が出ていた。



???「エリーゼ!!どこにいるの!・・・戻っていらっしゃい!」

メイド服を着ていた女性が誰かを探しているようだ。

おそらく、この少女だろうと少年は思った。

和樹「あ〜〜〜〜あれ・・もしかしなくても・・・お前の事を探しているよな?」

エリーゼ「う・・・・うん」

和樹「じゃあ行かないときっとお前の事が心配で探しに来たんだぜきっと。」

エリーゼ「・・・・・」

悲しそうな顔で少年の方を見る少女のその顔は寂しそうな顔だった。

和樹「そんな顔すんなって!もう遊べないわけじゃ・・・『駄目なの』え・・・」

エリーゼ「駄目なの・・私・・・明日この島を離れて・・・遠い所でメイドのお仕事を覚えなきゃいけな
いの・・・」

和樹「そ・・・そうか・・・」

複雑な顔する和樹・・・

そんな和樹に対してエリーゼは首に付けていた青い雫の形をしたネックレスを外す。

エリーゼ「あの・・・これ・・・受け取って欲しいの・・」

和樹「これは?」

エリーゼ「再会と約束の誓い」

和樹「再会は分かるけど約束って?」

エリーゼ「いつになるから分
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