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まぶらほ 最強にして最高のメイドの主人
第五話 誓約
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ットの上に腰を下ろし。

鞘から刀を抜いて刀を見ているわけではなく・・・・刀に映る自分を見ていた。


和樹は悩み事があったり困ったことあるとこういった行動に出る癖がある。

和樹「はぁ〜〜〜〜なんでこんなことになったんだ?
メイドだらけの島に不時着したと思ったら
今度はそのメイド達の主人になってくれって・・・・」

そんな事を考えていると。

コンコン

シェルビー「あたしだけど入っていいかな?」

和樹「ああ・・・いいよ。」

シェルビーが入ってくる前に急いで刀を鞘に戻す。

和樹の了解を得て部屋に入り和樹の前に立つ。

シェルビー「・・・・ねぇ・・・・和樹。」

和樹「ん?」

シェルビー「あの・・・その・・・・・・やっぱり・・・その・・悩んでる?」

和樹「さっきの話のことか・・・・」

シェルビー「う・・・・うん」

和樹「まぁ〜〜〜いきなりあんなこと言われても

俺にはどうしていいかわかんね〜よ・・・」

沈黙が部屋を支配する。

そんな中、意を決したシェルビーが口を開く。

シェルビー「あたし・・・・和樹に聞いてほしいことがあって。」

和樹「聞いてほしいこと?」

シェルビー「・・・・和樹はなんで私がメイドになったと思う?」

和樹「・・・・・・なんでだ?」

シェルビー「あたしね四年前和樹と別れた後
何をやってもうまくいかなかったの。」

驚いた顔で話を聞く和樹。

そう思うのも無理はなかった。

和樹の知っているシェルビーはこんな悲しい顔をしないから・・・

シェルビー「その時思ったの・・・あたしには和樹がいないと駄目なんだって
だからあたしはメイドになろうと思ったの」

和樹「ちょっと待てよ。それとシェルビーがメイドになるのとどう関係があるんだ」
シェルビー「はぁ〜〜〜〜ここまで言ってもわかんないかな・・・・」

和樹「ご・・・ごめん」

シェルビー「あたしはね和樹の傍にいたくてメイドになったの!」

和樹「へ〜〜〜〜〜ん???・・・・・・はぁ!!!!????」

まさかのシェルビーの告白に本日二度目の絶叫が部屋に響く。

そんな和樹を無視してシェルビーは正面から和樹に抱きつく。

シェルビー「だから・・・お願い和樹・・・あたしのご主人様になって・・・
どんなことがあってもあたしが和樹を守るから!!」

和樹「シェ・・・・・シェルビー」

思わず背中に手を回そうとしたができなかった。

なぜなら、今の自分にそんな資格はないと思ってしまう。

シェルビー「・・・・あ・・・ご・・・ごめんね・・・和樹
こんなおしつけがましいこと・・・・言って」

和樹「いや・・・そんなこと
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