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【自作イラスト追加しました】ちゃちゃっと絵を描く能力で世界最強!〜追放されたい俺を女神さまが放してくれない〜
不味いポーションは死ぬほど不味いらしい
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【概念】に近いから、解除は出来ただろうと踏んだ。次に俺が考えたのは絶えず洗脳し続ける装置のようなものがあると考えた。俺は洗脳・催眠耐性がレベル98と高いから問題ないし、異世界人は元からそのあたりの能力【も】異常に高いというか、この世界と一部【隔絶】しているから大丈夫なのでそのまま突入して全員倒して、能力をステータス・オープンして【洗脳】を確認して、リセとマナに回復してもらったんだが…」
「だが?」
「すぐに【洗脳】は回復した。しかもその場所に洗脳を上書きするらしい魔道具は無く、とするとその場所の近くになるが、それを探している時間もない。となると回復しなくなるまで洗脳解除という事になる。何度も性能、ここでいう洗脳を再生する魔法というのは理論上はみた事があるが実際にやれるとなると書物でしか俺はみた事が無い。魔王関連だ。そしてそれは数十回と回復しても解けなかったという記述を見た事もある。しかし個別となると大変だから、もしかしたら洗脳を一括して命令する装置のようなものがあるかと思って探しに行こうとしたんだが、今度は気絶したまま全員おれ達を襲ってきて、逃げて手伝ってくれる人員を増やすか、傷つけてでも拘束するかと俺が思った所で……そちらのリセのおかげで必要無くなった」

 そこでどこか頭が痛くなったようにダイトさんが頭に手を当てて黙る。
 するとリセが楽しそうに、

「この世界の人って、毒耐性とかそういった能力の……枠? みたいなものの個数が殆ど固定されているそうなの」
「へ〜、それと何の関係が?」
「リョウが言っていたとおりよ、書き換えじゃなくて付加。持っている能力はは洗濯できても枠は増やせないみたいだけれど、特にその人達に負担はかけず、その枠を使わないで【いくつも】能力が付加できるみたいなの」
「え、この世界の人達には最高の能力じゃないか」
「でしょう? とりあえず、状態異常解除・継続と、洗脳耐性と、速度レベル20を追加しておいたわ」
「前の二つは分かるが、残りの一つは?」
「面白そうだからつけてみた。特に問題はなさそうよ? 逃げ足も速くなっただけで」

 と笑うリセを見ながら、なんとなく勝手に肉体改造された気もするが、便利そうだし、状態異常解除なら冒険者ならば誰もが欲しいだろう。
 ただ、

「その耐性は、魔力を使用するといったものは無いのか?」
「耐性とかそういった本人の【能力】だから、魔法が最適化されてほとんど魔力の使用に影響はないみたい」
「そうなのか。でもそれなら何で診療所に? 回復魔法は使えるんだろう?」
「ダイトさんが、勝手に洗脳されるとは何事だ、との事で診療所に送ったわ。……洗脳した相手とどう接触したのかを知りたいから、治療と称して保護して、これから調べるそうよ」
「なるほど」

 色々考えるなと感心し
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