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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十七話 【集結】集まった戦士達その八

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「夜ならいいけれど」
「お昼からそれでは困りますね」
「だから今はお茶だけにするべきだし」
「その様にしました」
「流石と言っておくわ」
「全く。信用がないわね」 
 当のプリンツ=オイゲンは悪びれずに言った、その言葉にも手振りにも余裕があるのははっきりと見て取れた。
「私は」
「日頃の行いのせいです」
 レーベが突っ込みを入れた。
「それは」
「あら、そう言うの」
「はい、事実ですから」
「全く。何か私がトラブルメーカーみたいね」
「そのことも事実です」
 レーベも負けていなかった。
「ですから」
「言うのね」
「そうです。気をつけて下さい」
「じゃあお酒は夜にってことね」
「せめてそうして下さい」
「朝から飲むのが鉄血だけれどね」
「それはロイヤルもだが」
 ウォースパイトは相変わらず悪びれないプリンツ=オイゲンに突っ込みを入れた、表情は咎めるものである。
「しかし酒癖が悪いことは論外だ」
「だからクイーン=エリザベスも言うのね」
「そうだ、ではだ」
「飲むのは夜ね」
「そうしてもらう、ではだ」
「ええ、そろそろね」
「重桜の面々がここに来る筈だ」
 その時間だというのだ。
「私の勘で言うがな」
「こちらにかなりの人が歩いて来ているよ」
 五代にはわかった。
「足音が聞こえるよ、気配もね」
「貴方は感じるのか」
「うん、ライダー俺の場合はリントの戦士になるとね」
 エンタープライズに微笑んで応えた。
「そうしたらね」
「感覚も鋭くなるか」
「変身しなくてもね」
 それでもというのだ。
「おおよそにしても。それでね」
「わかってか」
「今もね、それでね」
「そう言うのだな」
「今扉の前に来たよ」
 そこにというのだ。
「そしてね」
「扉をか」
「開けるよ」
 そうするというのだ。
「これから」
「そうか、では」
「今から会おうね」
 その重桜の面々と、というのだ。
「そうしようね」
「ではな」
「皆さん来られました」 
 ユニコーンが部屋に入って言ってきた、そして。
 多くの少女達が入ってきた、ここでユニコーンは彼女達を見てそのうえで五代達に対してこう言った。
「この方々がです」
「重桜の娘達だね」
「そうです」
「待たせたな」
 黒く長い髪で金色の鳥の髪飾りのある巫女の様な服を着た少女が言って来た、小柄だが雰囲気はかなりのものだ。
「今まで」
「紅茶は二杯目よ」  
 クイーン=エリザベスは少女に笑って返した。
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