暁 〜小説投稿サイト〜
異生神妖魔学園
停電中の奇怪な出来事
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
夜、紺子の家にて。台所で紺子と一海がハンバーグを作っていた。
この時、紺子の体はすっかり虹色が抜け落ち、元の色に戻っていた。


一海「ハンバーグ作ったなんて羨ましいなぁ。僕も出雲姐ちゃんみたく調理したいよ」

紺子「昼飯食べれなくて困ってたけど家庭科に助けられてよかったぜ」

一海「え!?出雲姐ちゃん昼休み中ずっとご飯食べてなかったの!?」

紺子「そうなんだよ。まず国語にいろいろあったっていうか……龍華と竜奈先輩に全部話したらスッキリしたよ」

一海(帰ってきてから料理作るまでの間出雲姐ちゃんが虹色だったのにもびっくりしたけど、出雲姐ちゃん一体どうしたのかな…)






完成したハンバーグ2個とつけ合わせを皿に盛りつけ、ソースをかける紺子。一海は先ほどまで刻んでいたキャベツを別の皿に盛りつけ、ドレッシングをかけていた。


紺・一「いただきまーす」


食卓へ着くと、一海は早速ハンバーグを口にしてみた。


紺子「家庭科で作ったのを早速実践してみたんだけど………どうかな?」

一海「うん!出雲姐ちゃんが作る料理いつも美味しいから、このハンバーグも最高だよ!」


一海は笑顔で言いながら再びハンバーグを次々と口へ運ぶ。
それにハンバーグを2個作ったのは、一海が満足できるよう2個にしようと考えていたのかもしれない。


紺子「へへっ、ありがとうカズミン。うちの家庭科なんかもう散々だったよ。仁美のよだれが入りそうになるし、ディーゴの絵の具が混ざりそうになるし、あと冷火。燐斗先生あいつのお母さんなんだけどさ、あいつもチューマシンガンされて大変だったよ」

一海「先輩のお母さんも勤めてるんだ………まあ、当ててやるか。チューマシンガン以外にも変なことしてた………よね?」

紺子「正解。数学なんだけどさ、みのり先生冷火驚かしてボコボコにされてたよ。どんだけ娘大好きなんだか」

一海「こっちも僕はカズミンって呼ばれたけど、ココとか麻由美みたいな小さい子を『ココたん』とか『麻由美たん』って呼んでたね」

紺子「学園長と手組んだらもっとヤベェことになりそう…」


お互い複雑な表情を浮かべたが、紺子があることに気づく。


紺子「そういえばお前、帰りのHRで先生のあの話聞いた?人間が侵入したみたいなんだけど……」

一海「僕も聞いたよ。砂道焔って男が僕たちの命狙ってるかもしれないって話でしょ?」

紺子「まあ龍哉が追い払ってくれたみたいだけど、あいつその前に宇佐間先生蹴って呼び出し食らってたからなぁ……あの件で厳重注意で済んだらしいぜ」

一海「え!?あの龍哉先輩が先生蹴ったの!?」

紺子「あの先生体操前にいっつも筋肉膨れ上がらせようとするじゃん。女子
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ