第一章
[2]次話
優しい警官達
アメリカカルフォルニア州のハリウッド署に勤務しているメルカード=グラントとタベラ=バルボンの二人の巡査はこの時パトロールをしていた、二人共警官らしく逞しい外見でグラントは黒い髪と目の白人でバルボンはやや褐色で顎の先が割れた顔のヒスパニックである。
二人はよくバディを組んで動いていたがこのパトロールの時もそうでパトカーで街を見て回っていたが。
その時道に一匹の生後数週間と思われる焦げ茶色の毛の子犬を見付けた、それで運転しているグラントが言った。
「見たよな」
「子犬だな」
助手席にいるバルボンはこう返した。
「見たぞ」
「だったらな」
「助けないといけないな」
「警官は困っている命を救うのが仕事だな」
「その通りだ、それじゃあな」
「助けるぞ」
「俺も同意だ」
こう話して車を停めて犬のところまで言った、犬は二人を見るとその大きさと逞しさに驚いた。
「クゥ〜〜〜ン・・・・・・」
「大丈夫だ」
「俺達は警官だ、悪いことはしないさ」
二人はそんな子犬に優しく声をかけてだった。
子犬を優しく抱いて署まで連れて帰って署長に事態を報告した、すると署長はその犬を見つつ二人に言った。
「その犬は君達に任せる、責任を持って飼い主を見付けるのだ」
「わかりまsた」
「そうせてもらいます」
二人は署長に笑顔で敬礼をして応えた、そのうえで子犬をよく見ると雄だったのでホバートと名付けた。そうしてグラントの飼い犬にすることにしたが署にいた警察犬の調教師がグラントに言ってきた。
「その犬筋よさそうだから警察犬にするか」
「俺が飼うんですが」
「訓練をしてもいいだろう、どうだ?」
「それなら」
こうしてホバートは警察犬の訓練も受けることになった、拾われた子犬は家族と家も得て仕事までとなった。
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ