暁 〜小説投稿サイト〜
ライダーの力を持つ青年は、混じり合う世界で戦い続ける。
プロローグ−−闇の剣士と超能力少女−−
[1/4]

[1] 最後
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???side


……俺が転生してから、どれだけの時間が流れただろう。あれからいくつもの世界を周ったが、どの世界の人間も争ってばかりだった。人種の違い、宗教、生まれや育ち、貧富の差、他にも様々な理由で人々は終わりのない争いを繰り広げている。今この瞬間にも、

チンピラ「ヒヒヒ、おいにいちゃん。こんな夜中に1人で何してるんだい?」

ある夕方の海沿いにあるコンビナート。俺が1人で夜景を眺めていると、複数の男達が俺に話しかけてきた。

チンピラ2「夜中に1人で出歩いてるとあぶねぇぜ?……俺たちみたいなチンピラの餌食になっちまうからな!」

チンピラ3「それ自分で言うかよ。……まぁそう言うこった。助けて欲しけりゃ、大人しく金目のもんよこしな」

男達はそう言いながら、自らの身体をまるで蛹のような緑色の異形に姿を変えた

???「……」

ワーム「おいどうした?ビビっちまって声も出ねぇか?」


???「……くだらん」


ワーム「あ?てめぇ今なんts〈ザシュ!!〉……へ?」

突然の出来事に男、ワームは言葉を失った。……無理もない、なぜなら俺が手元に出現させたひと振りの剣、『闇黒剣月闇』でワームの右手を切り飛ばしたからだ。

ワーム「ギャァァァァァァ!?腕が!?俺の腕がぁぁぁぁぁ!?」

奴の思考が理解したのか、ワームは傷口を抑えのたうち回る。周りのチンピラ達も動揺していた。

???「大人しく夜景を見て帰るつもりだったんだが、お前らのせいで興が削がれた。……悪いがさっさと死んでもらおう」

俺はそう言うとポケットから紫色のライドウォッチを取り出すと、パーツをスライドさせ、スイッチを押す。

《pipipipipipi.....カリバー・ジャオウドラゴン》

音声が流れると共に、腰部に『邪剣カリバードライバー』、左手に『ジャオウドラゴンワンダーライドブック』が出現し、俺はジャオウドラゴンワンダーライドブックを開いた。


《ジャオウドラゴン!》



《邪道を極めた暗闇を纏い、数多の竜が秘めた力を解放する…》


ジャオウドラゴンからライドスペルが流れ、ページを閉じて闇黒剣月闇を抜刀してスキャンする。

《ジャオウリード!》



闇黒剣月闇から待機音が流れ、俺はジャオウドラゴンを邪剣カリバードライバーに装填する。そしてグリップエンドでボタンを押した。


《闇黒剣月闇!》



???「……変身。」

するとジャオウドラゴンのページが開き、中から5匹の竜の頭が現れた。俺の背後から4匹の黄金の竜と『神獣ジャオウドラゴン』が現われ、俺の体を高速回転しながら包み込む。


《Jum
[1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ