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黒猫鉄火面(鳩山・民主党と小泉やパヨ左翼への地獄案内)/真面目な話は「猫眼石」参照
牛頭馬頭レポート
地獄二丁目、東条さんの楽しい日常生活
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かります。近頃は貴国も成長軌道に乗ったようで、何よりですな」

 東条さんは東南アジアやインドを植民地支配から解放だけしても、近代化できずに貧困のままになってしまったことを気にしているらしかった。ハヌマットさんと和気藹々と団欒して、三丁目ラジオとしては穏健な運びとなっている。
 放送中にみんなで酒を飲み、はっちゃけている。

「よく馬頭君(羅刹で観音)に真剣白羽取りの稽古をしてもらうんですが、なかなか上手くいかない。たいていは頭に刺さったり、腹を横一文字されちゃったり。たまに「掴んだ!」と思ったら、指が切れてバラバラ落ちたりとかね(笑)」
「無茶するわー」
「まあ馬頭君にはたまに仏教哲学の講義なんかも聞かせてもらったり、人生は死んでも修行ですな」

「あんさんらは、牛頭と相撲とか、もう地獄でも浄土でも似たようなもんやな」
「かもしれませんなー。いやいや、そうじゃない。羅刹女がビキニとか露出ファッションで誘惑しやがるんですよ。しかも鞭を持った女王様スタイルですから、敵いません。実際に付き合わされると大変で」
「なんやー、やっぱり楽しんどるやんか」

 お猿のハヌマットさんがふざけて(酔っている)、放送不能なことをしゃべったらしい。「ピー」と音声がしばらく隠蔽された。


 ちなみにその次の回では李氏朝鮮の洪さん(旧日本帝国軍の中将)とスペイン・ファシズムのフランコ将軍がゲスト出演した。

「まさか、ここまで酷いことになるとは思ってませんでした。日本が負けたとき、薄々は予感してはいましたけれど、ここまでバカやらかすとは。
朝鮮韓国は歴史的に事大(強者勝者に迎合する)政治文化がありまして、やはり大陸の政治情勢に振り回されてきた事情があるんです。千回くらい大陸から侵攻されてますし、適当に様子を見て、強い側や勝ちそうな側につかないと危ない立場だったので。
たとえば漢民族の明の王朝が滅亡したときに、亡命者を匿って明に味方したら、満州族の清から恨まれてトコトン虐待されて。明治時代に日本が来たときには、とっくに滅茶苦茶の半死半生で、実は朝鮮や韓国に危害被害を加えたのは日本じゃないんです。だから当時の李氏朝鮮は中国やロシアの脅威から助かるために日本と従属同盟しただけで、そうでなかったら日本軍に志願なんかしてませんよ」

「アハハ、どんまい! まあ日本帝国とか割と優しかったみたいだし、朴チョンヒとかもなかなか頑張ったんだけどねえ。俺らみたいなのは死んだり負けたあとで「死体蹴り」されるのは世の常だから、ベストを尽くしたなら気にすることはないのさ」

 聞き手のフランコ将軍は横で笑って相槌を打っていた。自分自身が似たような経験をしているだけに、共感を含めた苦笑いしている調子だった。


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