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黒猫鉄火面(鳩山・民主党と小泉やパヨ左翼への地獄案内)/真面目な話は「猫眼石」参照
第一部 黒猫鉄火面再臨
1.黒猫鉄火面再臨、キツツキの刑
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 森林に囲まれた荒野で、東ドイツの秘密警察(シュタージ)のコスプレした黒猫さん、やる気は十分に受刑者たちに向かい合っている。鳩山や小泉、NHKなどマスコミの異常左翼(在日コリアン含む)たちの大集団は、さながら畑の作付けのように数百列に並べられた鉄の柱に縛りつけられ、慄いている。
 妖怪の猫は鉄仮面で顔を覆っているために表情は見えないが、目と口元だけでも殺意が漲っているのがわかるし、強烈な魔界のオーラが漂っている。通称「黒猫鉄火面」と恐れられる、魔界に片足を突っ込んだ怜悧獰猛なる小動物だ。

「本日から、貴様らへの地獄刑罰の執行を委任された、鉄火面であるニャ! ここに救いはなく苦痛と絶望あるのみ、覚悟するニャ!」

 その隣では盟友の山羊羅刹がニヤニヤ笑いながら、鬼のパンツでフラダンスでも踊るように腰を振っている。

「張り切ってるねー、黒猫ちゃん」
「ふー、ごじゅー! 当然ニャ!」

 黒猫鉄火面はさながら血に飢えたかのように、喉をゴロゴロと鳴らすのだった。獰猛と残虐の波動はテレパシーのようにその場に波及し、居合わせた地獄の囚人たちは青ざめ震えた。悪党の勘で本能的に「こいつはヤバイ奴だ」と直感に悟ったからだ。
 平然と笑っているのは、山羊だけだろう。彼は一応は東洋的な解釈では下級の神(妖怪・妖精や精霊の類)でもあるのだが、素行の悪さとはっちゃけ過ぎた性格のために西洋では「悪魔の代表事例の姿」として有名。
 まだ牛頭馬頭の双璧二羅刹については二面性が顕著で、羅刹(鬼)としてだけでなく(神や菩薩としても)善玉の尊崇対象として名声が知られているのだが(牛頭の神農さんや馬頭観音など)、この山羊羅刹についてはせいぜい「サテュロス」(古代ギリシャでの悪戯者の牧神)くらいしか伝わっていない。

「よし、始めるニャ!」

 黒猫さんの合図で、サテュロス山羊羅刹が笛を吹き出す。かつてアポロンの竪琴に挑戦したくらいだから、上手いことには上手い。
 地獄の荒野で永遠の残虐処刑劇場の第二幕、ここに幕が上がる!
 そして瞬くうちに、周囲の森林から黒雲のような何かが一斉に沸き起こるのである。
 それはまさしく「キツツキ」の大群だった。
 しかもまるで、アッパーな麻薬でラリったようになって、目を血走らせている。鳴き声は地上のものと二味違う異様な不吉さで、凶暴性の次元が違うことを無慈悲に伝えている。その(くちばし)は鋼のように鋭利だった。
 あとは書かなくてもわかるはず。囚人たちは泣き叫びながら陵遅刑(中国の酷刑、生きたまま切り刻む)のように血塗れのボロ雑巾のようになっていく。臓物を破れた腹からこぼしながら、狂ったハチドリに脳味噌を啜られる。
 地獄だから、何回でも殺せる。


 浄土ヶ浜の交番で勤務中だった牛頭巡査警部(刑務官の羅刹と兼
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