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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十三話 強くなった少女達その九

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「お互いに連携もしていないから」
「そこで私達が頭を使ったら」
「勝てるよ」
 絶対にと言うのだった。
「間違いなくね」
「そうね」
「はい、彼等に知能はありません」 
 ウルスラも怪人達を見て言った。
「オリジナルは人間並の知能があり会話も出来たそうですが」
「それがね」 
 常盤の叔父も答えた。
「スサノオは敵を出す際にね」
「知能を消していますね」
「これまでの戦いもそうだったらしいし」
「今の戦いでもですね」
「この世界のこれまでの戦いもだったね」
「はい」
 ウルスラは常盤の叔父に答えた。
「実際にです」
「そうだったね」
「はい、確かに力や能力はかなりでしたが」
 それでもだったとだ、ウルスラはこれまでの戦いを振り返ってそのうえで常盤の叔父に対して話した。
「しかし」
「知能はなかったね」
「暴れるだけでした」
「そう、それだとね」
「力はあってもですね」
「やっぱり強さが限られてくるよ」
 知能、それがないならというのだ。
「どうしても」
「そうなりますね」
「一体一体で暴れていたら」
 例え数があってもというのだ。
「強さも限られているよ」
「そうですね」
「暴れるだけだとね」
「だからですね」
「そう、それでね」
「私達はですね」
「頭を使って戦うんだ」
 そうするというのだ。
「戦うんですね」
「そうしているんだ」
「そういうことですね」
「人間には色々な力があるんだ」
 常盤順一郎は微笑みこうも話した。
「そしてその中にはね」
「頭、知能もですね」
「あるからね」
「それも使って」
「戦っていこうね」
「カレーがあるわね」
 仮面ライダーツクヨミが言ってきた。
「お腹が空いたから」
「うん、食べて」 
 ウールはそのツクヨミに言った。
「宮藤さんが作ってくれたんだ」
「あの娘がなのね」
「そうしてくれたから」
「そのカレーを食べて」
「休んでね」
「貴女はこっちに来て」
 オーラはダメージを負ったエディータに薬と包帯を出しながら声をかけた、言いつつ自分も近寄っている。
「手当をするから」
「すいません」
「お礼はいいわ、これが私達の仕事だから」
「だからですか」
「そう、私達も戦っているから」
 サポート役としてというのだ。
「そうしているから」
「それじゃあ」
「ええ、手当をするわ」
「数が多いから」
 ニッカは休憩の中で言った。
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